大規模な大学でのZEBプロジェクト
建物の断熱化をはかり外皮性能を高め、ファサード全面に大きな開口部のある、視認性が高く、開放感を感じる新キャンパスです。
自動制御されたブラインドシステムを使い、積極的に自然光を利用しながら日射調整することができるようにしています。西面に設置された電動外付けブラインドは、効率よく、合理的に、日射遮蔽と日射熱取得を両立した日射コントロールを実現します。
超高効率の設備も採用し、一次エネルギー消費量を削減しました。パッシブ技術とアクティブ技術をフル活用した新しい建物になっています。
さらに本プロジェクトでは、BIMを用いたコンピュテーショナルデザインを活用し、短期間で、効率よく、デザイン(意匠設計)Studyから、構造設計と実施設計が行われました。
広場のような、まちのような さらなるクリエイティブな発想が生まれる場で、今求められる低炭素化社会の実現に貢献する建物でありながら、地域の防災や交流の面の機能もある新しい拠点となります。