昼光利用による明るいオフィス空間を実現
建物の立地条件より、北面と東面のファサードから日中の自然光を最大限に取り込む目的で、幅100mmスラットが採用されました。カップリングジョイントによるモーター一台で2台のブラインドを連結し、制御装置のコストダウンと消費電力を抑えた設備計画。KNXクリマトロニクシステムによる年間カレンダー機能。
従来の太陽追尾自動スラットトラッキング機能によって常に直射光を遮り、蛍光灯に頼らない昼光利用による明るいオフィス空間を実現しました。
また、日中の東に面する首都高速道路を往来する車への反射光を考慮して、スラットの表裏をダーク系、裏面をライト系に塗装しました。スラットの表面にダーク系を採用し、キャビティー内の温度を高めた上昇気流の利用によって換気機能を高めた設計になっています。