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オスモ&エーデル広報部です。今回は日射遮蔽についてご紹介します。
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「住宅設計に重要な『日射遮蔽』『日射取得』って何?」
「夏も冬も快適な住宅設計を叶えたい」
「日射遮蔽に有効なアイテムは?」
激しい残暑が続く夏には涼しくて心地が良い、そして冬場には暖かく快適な住環境を実現するためには、いったいどのような対策が必要なのでしょうか。
本記事は住宅設計に関して不安や悩みを抱える方に向けて、日射遮蔽・日射取得について、具体的なデザイン方法、そして日射遮蔽に有効なアイテムについて紹介します。
日射遮蔽には外付けブラインド「ヴァレーマ」がおすすめ
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日射遮蔽とは
日射遮蔽とは、窓ガラスを通して外からの日光が室内に入り込んでくるのを遮断するという意味です。
日射とは、太陽からの直接の日差しのほか、地表面からの照り返しの日光のことも指します。
住宅に対する日光を遮断するものとして、カーテン、ブラインド、植樹による葉陰があり、適切な向き、位置で設置することにより室内に日光が差し込むのを防ぎます。
室内の暖かい空気を維持しながら冬の快適な空間を作り出すためには、ただ一方的に日射を遮断するだけでなく、高断熱ガラスなどを用いて適度に日光を取り入れる必要があります。
そして、日射光を適切にコントロールすることにより、冬場にも快適な空間を維持するだけでなく、暖房を使わないかたちで電力を節減できます。
夏・冬どちらにも適応した日射遮蔽をすることで、季節を通して快適な住空間を叶えられます。
参考記事:夏は暑く、冬は寒くなる家の理由とは?高気密と高断熱の家づくりで年中快適に
太陽熱を夏は遮る(日射遮蔽)
地球温暖化が急速に加速する現代において、8月には40度にも及ぶ高気温が目立つようになってきました。
そんな暑さが課題となる夏において、外部からの日射を遮る日射遮蔽は重要なポイントです。
夏の時期にも太陽光をしっかりと遮り日光が室内に入り込むことを防ぐことで、冷房を必要としないほど涼しく快適な空間をつくれます。
また、冷房を使用した際にも、通常と比較して低い温度・少ない風量で部屋の温度が下がるため、空調にかかる電力エネルギーを節減できます。
有効的な方法として、南側の窓に庇や軒を出す方法や、日射遮蔽部材を用いる方法があります。
ただし、冬場には暖かな太陽の光を取り込むことで効率的に室温を上げられるため、一年を通した日照の角度や時間の長さを綿密にシミュレーションし、庇の長さを適切な長さへ調整する必要があります。
また、日当たりのよい南側にルーバーブラインドなどの日射遮蔽部材を設置すれば、夏季の高い角度からの強い日差しを遮断できます。
参考記事:なぜ戸建ての二階は暑いのか?原因と対策方法をご紹介!
太陽熱を冬は取り入れる(日射取得)
冬には可能な限り外からの太陽光を室内へ取り込み、自然の力で室内を暖めることが理想です。
日射取得とは、窓を通じて太陽からの光を室内へ取り入れ、暖房の使用を必要とせず自然の力で暖かい環境を作り出すことを指します。
また、壁や床に日差しが当たれば反射して空気中の冷気を暖められます。
さらに、日差しによって暖まった空間や太陽からの日差しは、健康面でストレスを軽減する役割を果たします。
体温を上げることはもちろん、気持ちの良い空間をつくることが、健康面にとって非常に重要なのです。
日射遮蔽と同様に、日射取得に関しても、冬の時期に特化しすぎた設計にしてしまうと、夏場には部屋中が蒸し蒸しと息苦しい空間になってしまいます。
この場合にも、一年を通した丁寧なシミュレーションのもと、適切な日射取得のデザインを行う必要があります。
参考記事:カーテンで窓の寒さ対策!冬の室内暖房の効率化について解説
自然エネルギーを取り入れた「パッシブデザイン」
パッシブデザインとは、自然エネルギーを活用して快適な住宅環境をデザインする手法のことを指します。
具体的には、室内外の温度差を利用し換気を行う「温度差換気」や、室内に太陽の光をたっぷりと差し込み冬場にも温かい環境をつくる「パッシブソーラー」といった構造が用いられ、電力やその他人工的なエネルギーを使用せずに自然の力のみで快適な空間づくりを行います。
パッシブデザインにおける日射遮蔽は、主に窓からの日光を遮断したり、断熱によって屋外から入り込む熱い空気を遮断し、室内に入り込む熱量を抑えたりといった手法が取られます。
また、通気層や換気に長けた構造を設計することで、熱が逃げやすく適切な温度が保たれやすい環境づくりも、パッシブデザインにおける日射遮蔽として有効です。
夏にはとくに南側から差し込む強い日差しを遮り、また冬には陽だまりをつくるための暖かな日光を取り入れることが重要なポイントです。
その際、窓やガラスはパッシブデザインにおける日射遮蔽を可能にするカギを握る重要な要素です。
くわえて、カーテンやブラインドといった日射遮蔽部材を設置することで、より快適な空間づくりが実現します。
日射遮蔽部材の設置位置や大きさ、種類によって日射遮蔽係数は異なりますが、外付け部材の方が日射遮蔽効果は大きくなるとされています。
パッシブデザインによって適切な日射遮蔽部材を設置したり、庇や軒を設計したりすることで、自然のありのままの力を活かしながら、どの季節においても快適な住空間をつくれます。
参考記事:パッシブデザインとは?省エネを意識した住宅について解説
日射遮蔽・日射取得の方法
日射取得において大きな効果を得るのに有効なのが、大きな窓を設置するという方法です。
また、窓を大きくするだけでなく、室内に閉じ込めた熱が外へ漏れないようにするために、高断熱・高気密な設計を行う必要があります。
ただ窓を大きくするだけでは、せっかく室内へ封じ込めた暖かい空気が外部へ逃げていってしまいます。
また同時に日射遮蔽の観点においては、夏場には室内に日射光を遮るために適切な長さの庇が必要になります。
この際、夏場には室内に太陽光が届かない、そして冬場には適度に太陽光を取り入れられるような庇の長さをシミュレーションしなければなりません。
この際、庇や軒を設けたくない場合には、外付けの遮熱ロールスクリーンを設置するのが効果的です。
太陽光を室内に入れたくないときにロールスクリーンを下げれば、自分にとって丁度良い光の量に調整できます。
日射遮蔽には外付けブラインドがおすすめ
季節を通じて心地よい住環境を整えるために必要なのが、日射遮蔽と日射取得をともに考慮した住宅設計です。
その際には、外付けで取り付けられる日射遮蔽部材の設置も有効です。
夏にも冬にも快適な空間をつくるために、事前の綿密なシミュレーションを検討しましょう。
シミュレーションを行うために、あらかじめ敷地や周辺建物の情報を把握しておくことも重要なポイントです。
そして、日射遮蔽に絶大な効果を発揮するとともに、冬場には自分の快適な太陽光を調整できるのが、外付けブラインドです。
日射隠蔽に効果的な外付けブラインドを導入したい場合には、オスモ&エーデルへご相談ください。高気密、また高断熱でエアコンの冷房効果アップに役立つ商品を用意しております。
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