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オスモ&エーデル広報部です。今回はブラインドのお掃除に関してご紹介します。
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ブラインドはデリケートに扱わなければ、傷がついてしまう恐れがあります。そのため日々の掃除に神経を使わなければならず、時間を要してしまうでしょう。もっと簡単に掃除するためにはどうしたらいいのかなど、ネット上でも多くの質問を見かけます。
そこでもっと簡単に掃除するための方法について、具体的なグッズを紹介しつつ説明したいと思います。また後半部分では、汚れが付きにくくなるための方法についても触れていますので、ぜひ確認してください。
目次
ブラインドの掃除方法300
ブラインドの掃除については、3つの方法から選択します。
▽一般的なブラインドの掃除方法
- 水を使わずに汚れだけを拭き取る
- 水拭きをする
- 水洗いで汚れを除去する
ウッドや布などデリケートな素材で作られたブラインドは、水拭きや水洗い厳禁です。素材が変色してしまうなど、トラブルを引き起こす可能性があるからです。
このような素材の場合には、ハンディモップなどを使ってホコリなどの汚れだけを優しく落とします。 水拭きが可能なタイプについては、雑巾を使って掃除をします。
重曹水が使用できる素材であれば、洗浄能力に優れた重曹水で汚れをきれいに落とすことが可能です。ただ拭き取りを行う際には、ブラインドを優しく扱うことを心がけましょう。
最近では羽根の部分であるスラットを容易に取り外せる、また洗浄ができるタイプも登場しています。この場合にはスポンジを使い、簡単に全体の汚れを洗い流します。
ただ水洗いができるかどうか、取扱説明書を見て確認しましょう。
参考記事:カーテンの寿命は?見極めるポイントやお手入れ方法をご紹介!
ブラインド掃除を簡単にするアイテム
ブラインドにはホコリだけではなく、カビが付着してしまう恐れもあります。室内を衛生的な環境にするため、カビも含めてきれいに除去するように心がけたいものです。
ただ時間をかけて掃除をするのではなく、簡単に取り組めるように環境を整えることが大切だと言えます。作業が苦痛に感じてしまうと、掃除に対する意欲が低下してしまう恐れがあるからです。
ブラインド掃除を今まで以上に楽に、また時間をかけずに行うために役立つアイテムがあります。ホームセンターだけではなく、通販サイトでもさまざまな商品が販売されています。
しかし購入をする際に選択肢が多いと、困ってしまうことでしょう。
ここで簡単に掃除を行うために、役立つアイテムをいくつか紹介します。水を使って掃除できないタイプのブラインドでは、軍手やハンディモップなど取り扱いやすいアイテムが最適です。
軍手
複雑な構造となっているブラインドは、雑巾で細かい箇所まできれいにするのに時間がかかってしまいます。効率よく作業を行うためには軍手がお勧めです。
軍手は100均でも販売されており、コスト面でも優秀なお掃除グッズです。軍手を手に装着すれば、スラットの表と裏の両方を一度に掃除することができます。 軍手は乾いた状態でも使用できますし、水を吸収させてから掃除をすることも可能です。
軍手を使う場合には、ブラインドを荒く扱わないことが注意したいポイントとして挙げられます。 直接手に触れないために、うっかりブラインドを強く擦ってしまう恐れがあります。
そのため、軍手を着用する場合には雑巾を使う時以上に優しくブラインドを扱うようにしましょう。
ハンディモップ
水拭きできないブラインドを簡単に掃除したいときには、ハンディモップを用意しておくと便利です。コンパクトタイプのハンディモップは、ブラインドの下の部分を掃除するのに適しています。テレビを見ながらなど、何か作業をしているときに掃除することが可能です。
また上部を掃除する場合には、持ち手が伸縮するタイプを購入しておきましょう。自在に持ち手の長さが変わるので、伸ばすことで簡単に高い場所をきれいにすることが可能です。
水拭き・水洗い
布など水が付着すると素材にダメージを与えてしまうタイプは、基本的に水拭きができません。しかし水拭きができるタイプであれば、水拭きで掃除をしてしまいましょう。
乾拭きで掃除するよりも汚れを除去しやすく、仕上がりの美しさも違います。
水拭きをする場合には、軍手か雑巾を使用しましょう。軍手や雑巾を固く絞り、優しくブラインドの表面のホコリを除去します。
ただ水拭きではなかなか取れない汚れについては、重曹水や洗剤を使うといいでしょう。 ブラインドの中にも、水洗いができるタイプがあります。このようなタイプを掃除する場合、浴室で水洗いをしてしまうといいでしょう。ただ汚れがあまりひどくない場合には、水拭きだけでも十分です。
ブラインド掃除で汚れが落ちない場合
ブラインドに付着したホコリは、乾拭きや水拭きでも簡単に除去することができます。しかし油汚れなどの場合には、なかなか落とすことができません。強く擦るとブラインドの表面に傷をつけてしまうので、違う方法を採用する必要があります。
水拭きや水洗いができるブラインドに関しては、洗剤などを使って掃除をすることが可能です。洗剤などを使えば、水だけよりも簡単に油汚れを除去することができます。ただ適切な方法で掃除をしないと、ブラインドにダメージを与えてしまいます。
水拭きができないタイプのブラインドもあるので、この場合には洗剤以外の方法を使って掃除を行いましょう。ここでブラインドに油など頑固な汚れが付着した場合に、どのような方法を使って掃除をすればいいのか説明します。
ブラインドの種類を確認
ブラインドは製品によって、カラーやデザインの面で違いがそれぞれ見られます。ただそれだけではなく、素材も異なっているのです。一般的に下のような素材が一般的で、扱い方も違うので注意することが大切です。
▽一般的なブラインドの素材
- アルミ
- プラスチック
- 天然木
- 布
天然木や布などの温かみのある素材で作られたタイプは、一般的に水洗いと水拭きはできません。プラスチックやアルミに関しては、水拭きができるタイプがあります。
ただ全ての製品に関して水拭きができるわけではないので、掃除する前に必ず取扱説明書を見ることが大切です。
また取り外しができる製品も登場しており、水洗いができる便利なタイプも見られるようになりました。掃除をする前には水拭きができるのかなどをチェックし、適切な方法で作業を行わなければなりません。
参考記事:ブラインドの種類と特徴を紹介!縦型と横型の違いとは?
水拭き・水洗いできない場合の掃除方法
水拭きができない素材のブラインドについては、基本的に水を使って掃除をしないようにしましょう。ハンディモップや柔らかい布を使用し、優しく掃除するようにしてください。 繊細な扱いが要求されるブラインドについては、優しく拭き取ることを徹底しましょう。
軍手を使っても構いませんが、スラットを強く握ることは厳禁です。 掃除をするときには、上部からホコリを除去するようにします。上部に付着していた汚れが下部に落ちるので、上部から掃除をすることが基本です。
水拭き・水洗いできる場合の掃除方法
水洗いが可能なブラインドについては、中性洗剤とスポンジを使って洗います。スラットが折れ曲がらないように、浴室など広い場所で作業を行うことが大切です。
洗剤を含ませたスポンジでスラットなどを優しく洗い、シャワーやホースで洗剤が残らないように気をつけながらすすぎを行いましょう。すすぎが終われば、柔らかい布で拭き取りをします。そして風通しのいい場所に置き、自然乾燥させて終了です。
洗剤では素材の変色などを起こさないために、アルカリや酸性ではなく中性の洗剤を使用します。またスポンジはスラットの表面に傷をつけやすいメラミンではなく、柔らかい素材のスポンジを選択しましょう。 水拭きができるタイプに関しては、重曹と雑巾を使って掃除をしましょう。
まず汚れを掃除機で除去し、スラットなどに傷がつかないようにしておきます。次に汚れを落とす効果に優れている重曹水をスプレー容器に入れ、ブラインドに吹き付けます。
重曹水を作るときには、水100cc当たり5g程度の重曹が基本です。重曹水で掃除をしたあとには、ちょっと面倒ですが固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。
おすすめのブラインドは外付け
ブラインドは室内の窓際に設置するアイテムですが、実は外部に設置するタイプがあります。外付けタイプの掃除に関しては、一般的にホースやシャワーを使って水洗いを行います。
とても簡単な方法なので、時間をかけずに掃除をしたい場合には、外付けタイプの導入を検討してみるといいでしょう。 外付けタイプを設置すれば、外部から室内が見えにくくなります。
また室内の窓際にブラインドがないので、掃除が今まで以上にスムーズになって快適に感じることでしょう。
しかし外部からの衝撃を受けやすいので、室内に設置するタイプに比べて劣化がしやすいデメリットがあります。また汚れが付きやすいので、頻繁に掃除をしなければなりません。
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そもそもブラインドが汚れにくくなる裏技
汚れが付着しやすいブラインドは、週に1回など定期的に掃除をする必要があります。
しかしスラットがあるため、予想以上に時間がかかってしまいます。もっと簡単に作業を行うためには、汚れがつきにくい環境にすることも大切です。
汚れがつきにくくなるためには、どのような方法を実行すればいいのでしょうか。ここでいくつか簡単に取り組める方法に関して、ご紹介します。
窓の結露を防ぐ
結露の防止対策として、外部と室内との温度差を小さくすることが大切です。簡単な方法として、換気が挙げられます。1時間に1回など定期的に換気を行うことで、室内の温度上昇を防げるのです。
暖房器具を頻繁に使用すると、室内の温度を上げてしまいます。結露が起こりやすくなってしまうので、温度をあまり上げないように気をつけることも大切です。 また石油ストーブやガスストーブは、灯油など燃料を燃やす際に水蒸気を発生させやすくなるアイテムと言えます。
結露防止のためには、エアコンなど電気を使う暖房器具を選択するのも有効です。 室内と外部との温度差が大きいと、結露が生じてしまうことがあります。
結露が起こると、窓だけではなくブラインドにも水滴がついてしまいます。 実は水滴がブラインドの表面につくと、カビが発生しやすくなるのです。カビが発生すると掃除の際に落としにくくなるので、結露を防ぐための対策を行うことが大切です。
参考記事:エアコンのおすすめしたい節約方法のポイント
日常的な掃除
日常的な掃除として、ハンディモップを使って汚れを落とす作業が挙げられます。ブラインドの近くにハンディモップなど簡単に使用できるアイテムを置いておき、ブラインドの表面にホコリなどがついていたら落とすように心がけましょう。 汚れが長くブラインドに付着すると、掃除をするときになかなか落ちにくくなってしまいます。
そのため、こまめに掃除することが大切です。週に1回は掃除することが基本ですが、それ以外でも気がついたときに汚れを除去するようにしたいものです。
ホコリ対策
ブラインドにホコリがつきにくくなれば、掃除が今以上に楽になることでしょう。そのためには、室内の掃除についてもきちんと行うことが大切です。
掃除をこまめに行わないと、ブラインドにもホコリがつきやすくなってしまいます。
特にブラインドは構造が複雑なので、掃除をしても汚れが残りやすく、汚れが溜まってしまうことがよくあります。 アルミや布タイプのブラインドは、汚れが付着しやすい素材と言えるでしょう。
もしもホコリ対策に有効な素材を選択したいと思った場合には、木を選ぶといいでしょう。 ウッドブラインドはホコリがつきにくく、他の素材に比べて掃除がスムーズというメリットがあります。
室内の雰囲気も穏やかになり、癒しを与える空間作りにも役立ちます。
部屋の湿度を下げすぎない
室内の湿度を低くするために、エアコンや除湿器が役立つでしょう。これらのアイテムをあまり使いすぎてしまうとブラインドにホコリがつきやすくなるので、あまり部屋の湿度を低くしないようにすることも大切です。 夏場は湿度が高いため、室内の湿度を低くしたいと思う方も多いことでしょう。
湿度が低いと、実はホコリが溜まりやすくなります。湿度が低くなると、静電気が発生しやすくなり、ほこりを引き寄せてしまうのです。 暑い夏や湿度の高い梅雨の時期には、快適に過ごすため除湿器やエアコンを使用したくなることでしょう。
しかし、湿度を下げ過ぎないように心がけるだけで、ブラインドが汚れにくくなります。湿度が低すぎると喉が乾燥して健康面への影響も出てしまうので、適度な湿度を保つことが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブラインドは素材が製品によって異なるため、適切な掃除方法も素材によって違いが見られます。今回ご紹介したやり方を参考にして、正しい方法で掃除を行うようにしましょう。
布や木など水が使えない素材のブラインドに対して水拭きをすると、色が褪せてしまうなどのトラブルを招いてしまうので要注意です。
また普段からこまめに掃除するなど、ブラインドが汚れにくくなるための対策を積極的に行うのも大切です。 水洗いができる外付けブラインドに取り替えたいと思ったら、オスモ&エーデルへお気軽にご相談ください。ショールームでは商品の展示を行っており、実際に見てデザインなどを確認できます。
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