みなさまのより良い住まい作りのご提案やアイデアを発信する、
オスモ&エーデル広報部です。今回はシェードカーテンのお話です。
シェードカーテンに代わる選択肢:外付けブラインド「ヴァレーマ」に関するお問い合わせはコチラ→
「シェードカーテンのデメリットは?」
「リビングのカーテンにシェードカーテンはあり?」
「シェードカーテンと大きな窓は合うの?」
昇降機に取り付けられた生地を、チェーンやコードで平行にたたみあげて開閉するタイプのカーテンである、シェードカーテン。
オシャレで見た目の人気が高いカーテンですが、デメリットも少なくありません。
本記事では、カーテンをお悩みの方に向けて、シェードカーテンのメリットとデメリットについて解説します。
目次
シェードカーテンとは
まずはあらためて、シェードカーテンとは何かを解説していきます。
冒頭にも説明したとおり、シェードカーテンとは、昇降機に取り付けられた生地をチェーンやコードで平行にたたみあげて開閉するタイプのカーテンのことを指します。
シェードカーテンの種類
ここまでシェードカーテンは何かについて解説してきましたが、同じシェードカーテンでもその種類はさまざまです。
主に、シェードカーテンの種類は以下の3つの観点から語ることができます。
- 生地の枚数
- 縫製のデザインスタイル
- 昇降機の種類
それぞれの概要と種類について解説していきます。
生地の枚数
まずもっともオーソドックスなのが、生地の枚数による分類です。
シェードカーテンには、主に以下の2種類の分類が存在します。
- シングルタイプ
- ダブルタイプ
それぞれ見ていきましょう。
シングルタイプ
1つ目は、シングルタイプと呼ばれる種類です。
シングルタイプは生地の枚数が1枚のため、開けてすぐに日光を入れられるのが特徴です。
その手軽さがありがたい反面、遮光性やプライバシーの面では少々懸念が残ります。
階段や吹き抜けなど目線より高い位置に設置する場合はシングルタイプの恩恵を存分に受けられるでしょう。
ダブルタイプ
2つ目は、ダブルタイプと呼ばれる種類です。
ダブルタイプは薄手のレースと厚手の遮光カーテン、この2枚で構成されています。
レースが加わることで、遮光性と調光性が上がっています。
縫製のデザインスタイル
次によく見られる分類が、縫製のデザインスタイルです。
デザイン自体は多種多様ですが、縫製のスタイルによる変化は主に以下の3つに区別されます。
- シャープシェード
- プレーンシェード
- バルーンシェード
それぞれ特徴を解説していきます。
シャープシェード
はじめに紹介するのは「シャープシェード」と呼ばれる縫製スタイルです。
シャープシェードはシェードの下部がまっすぐ揃っており、すっきりした印象を醸し出します。
プレーンシェード
次に紹介する縫製スタイルは「プレーンシェード」というものです。
プレーンシェードは柔らかい形で生地を折りたたむスタイルで、穏やかかつ落ち着いた印象を与えます。
バルーンシェード
最後に紹介するのは「バルーンシェード」という縫製スタイルです。
バルーンシェードはシェードの下部が丸い形でカットされており、可愛らしい印象を与えます。
昇降機の種類
最後は、シェードカーテンの心臓部ともいえる昇降機の種類です。
多くのシェードカーテンが、以下の5つのいずれかに分類されます。
- プルコードタイプ
- チェーンタイプ
- コードタイプ
- ポールタイプ
- 電動タイプ
それぞれ簡単に概要を見ていきましょう。
プルコードタイプ
昇降機の種類、1つ目は「プルコードタイプ」です。
プルコードタイプは、ワンタッチで開閉できる昇降機です。
その手軽さが最大の売りといえます。
チェーンタイプ
昇降機の種類、2つ目は「チェーンタイプ」です。
チェーンタイプは、左右のどちらかで操作する昇降機です。
左右に大きいシェードカーテンであればあるほど利便性が高まるでしょう。
コードタイプ
昇降機の種類、3つ目は「コードタイプ」です。
コードタイプも左右のどちらかで操作する昇降機です。
チェーンタイプとの違いは、名前のとおり紐部分が「チェーン」か「コード」かという点です。
チェーンタイプと同じく、左右に大きいシェードカーテンであればあるほど利便性が高まります。
ポールタイプ
昇降機の種類、4つ目は「ポールタイプ」です。
ポールタイプは、採光の角度を調整できる昇降機で、昇降機だけでいえば調光性がもっとも高いタイプといえます。
電動タイプ
昇降機の種類、5つ目は「電動タイプ」です。
電動タイプは、その名のとおり電動で動くタイプです。
リモコンによる遠隔操作が可能で、スマートホーム化が進む現代において徐々にシェアを広げています。
シェードカーテンのメリット
次に、シェードカーテンのメリットについて見ていきましょう。
ここでは以下の4つを解説していきます。
- カーテンレールに取付けできる
- 子供やペットなどのいたずら対策
- プライバシー対策
- スタイリッシュな空間づくり
それぞれ見ていきましょう。
カーテンレールに取付けできる
まずは、カーテンレールに取り付けられる という点です。
部屋の形状にあわせて選択できるため、見た目で妥協することはありません。
「賃貸だから家の壁に穴を開けられない」という声も多く聞きますが、カーテンレールに取り付けられるため心配無用です。
子供やペットなどのいたずら対策
次に紹介するシェードカーテンのメリットは、子供やペットなどのいたずら対策になるというものです。
普通のカーテンは横に開きます。
そのため、子供やペットが容易に触れてしまいます。
しかし、シェードカーテンなら届かない位置まで巻き上げておくことが可能です。
プライバシー対策
次に紹介するメリットは、プライバシー対策になるというものです。
普通のカーテンと違って上下方向に開閉するため、途中まで開けても見栄えが落ちません。
スタイリッシュな空間づくり
最後に解説するのは、スタイリッシュな空間づくりに役立つというメリットです。
何といってもオシャレさの際立ちがシェードカーテンの強みです。
窓枠の内側に収めるか外側まで覆うか選べるほか、素材の選択肢も豊富です。
シェードカーテンのデメリット
ここまでシェードカーテンのメリットを解説してきましたが、ここからはシェードカーテンのデメリットを見ていきます。
ここでは以下の4つを解説します。
- 窓が大きすぎると操作が大変
- 風で音がする
- 価格が高い
- 遮光が難しい
それぞれ確認していきましょう。
窓が大きすぎると操作が大変
シェードカーテンのデメリット、1つ目は窓が大きすぎると操作が大変であるという点です。
窓が大きいと、シェードの巻き上げに必要なエネルギーも、シェード自信の大きさもその分より多く必要となってきます。
風で音がする
シェードカーテンのデメリット、2つ目は風で音がすることです。
シェードカーテンのよさはその薄さ。
しかし、それが翻ってデメリットとなる場合もあります。
それが、風によくなびくことです。
なびいたシェードカーテンが音を立てたり、窓枠に当たってしまったりすることも珍しくありません。
価格が高い
シェードカーテンのデメリット、3つ目は価格の高さです。
やはり普通のカーテンと比べて値は張ります。
また、大きさによっては設置費用も必要になってきます。
遮光が難しい
シェードカーテンのデメリット、4つ目は遮光が難しいということです。
シェードカーテンはよく「日よけ」という使われ方がされますが、一方で「遮光」には不向きです。
日よけや室内温度低下には適していますが、それ以上の効果は期待できないでしょう。
新しい選択肢に外付けブラインドがおすすめ
シェードカーテンに代わる新たな選択肢としておすすめなのが、外付けブラインドです。
室内に取り付けるブラインドと同じように羽部分の角度が自由に変えられるため、日中の明るい日差しを取り込めるのが特徴です。
室内ブラインドとの違いは、カットできる太陽の熱の量にあります。
外付けされているブラインドの方が、真夏の日差しの影響を受けにくく、快適な室内温度を保てます。
これは遮光が難しいシェードカーテンにはできない芸当です。
室外に取り付けるものでいえば、シャッターを思い浮かべる人もいるでしょう。
シャッターは目隠し効果があるものの、外からの日差しを完全に遮ってしまうため、閉塞感が生まれやすいデメリットがあります。
また、シェードカーテンと比較すると見た目の乏しさも気になるところです。
外付けブラインドなら閉塞感なく外からの視線を遮り、適度な日差しを取り入れられ、かつオシャレさも確保できます。
植木やフェンスを立てるスペースがない場合でも、利用できるのが魅力です。
隣の家との距離が近い場合にも適しています。
関連記事:ブラインドの種類と特徴を紹介!縦型と横型の違いとは?
外付けブラインドのメリット
外付けブラインドは、視線を遮る以外にも「断熱」と「遮熱効果」のメリットがあります。
外の冷たい空気が室内に伝わるのを防ぐとともに、室内の暖かい空気を逃がさない断熱効果を期待できます。
ブラインドの羽の角度を日差しに合わせて調節できるため、日中の暖かい太陽のエネルギーを室内に取り込めるのが魅力です。
真夏の暑い日差しをカットしたい場合も、羽部分の角度を変えて臨機応変に対応できます。断熱効果があるとエアコンの効きもよくなるため、嬉しい省エネ効果も期待できるでしょう。
外付けブラインドの羽の調節は、リモコンで簡単に操作が可能です。
ソファでくつろぎながら、心地のよい日差しの量を調節できます。暑い日も寒い日も外に出る必要がないのは嬉しいポイントです。
カーテンや室内ブラインドとの違いは、日差しを自由に取り込める点と、外付けされているため外気が窓に伝わりにくい点です。
室内にあるカーテンやブラインドの場合は、50%ほど太陽の熱をカットしますが、外付けブラインドなら80%ほどカットできます。
外の明るさを感じつつ、快適な室温を保てるのが外付けブラインドのメリットといえるでしょう。
また、ブラインドの羽の隙間から外の景色も見られるので、室内にいながら開放感を得られるメリットもあります。
リビングに大きな窓があるけれど、カーテンを開けられずに悩んでいる方は、ぜひ外付けブラインドを検討してみてください。
カーテンが不要になれば、室内のソファや家具を置く場所も自由に決められますよ。
隣の家との距離が近かったり、道路に面していたりしても大きな窓を設置できるのは、外付けブラインドの大きな魅力です。
新築やリフォームの際の設計の幅も広がるでしょう。
参考記事:なぜ戸建ての二階は暑いのか?原因と対策方法をご紹介!
シェードカーテンからデメリットを引いたのが外付けブラインド
シェードカーテンはオシャレな雰囲気を手軽に演出してくれますが、音や遮光性といった機能の問題、高価格であることなどデメリットはいくつかあります。
シェードカーテンのラグジュアリーかつシンプルな装いはそのままに、機能性にまでこだわりたい方は外付けブラインドの選択肢をぜひご検討ください。
断熱、遮熱、遮光、遠隔操作など、欲しい要素がふんだんに盛り込まれています。
オスモ&エーデルでは、外付けブラインドについてご相談に応じられます。
ぜひ一度ご来店ください。