オスモカラーを取り扱う私達オスモ&エーデルでは注文木造住宅「ドイツの家」も取り扱っており、ドイツの住宅事情にも精通、常に最新の情報収集をしております。
今回はドイツの住宅トレンド視察のために訪れた住宅展示場を紹介させていただきます。

目的地はライン川の支流、ヴッパー川沿いにある工業都市ヴッパタール。
宿泊したミュンスターのホテルからバスで移動すること約1時間30分。
ヴッパタールに向かう道中のアウトバーンではサッカー日本代表、香川真司が所属するドイツプロサッカーチーム【ボルシア・ドルトムント】のホームスタジアムのすぐ脇を通過。
ドルトムントのホームスタジアムを過ぎ、小高い丘の住宅密集地を大きなバスが進んでいきます。
走ること15分。
数々のゴルフ場が並ぶその向こうに目指す住宅展示場が見えてきました。
私達が訪れたのはヴッパタールにあるFertighausWeltという住宅展示場。


ドイツの住宅展示場は日本の住宅展示場と事情が違い、入場料が必要なんです。
日本円にして約500円ほどの入場料を支払って入場します。


ここが住宅展示場の総合受付です。
ここで入場料を支払います。


平日なので観覧者が少ないです。
この展示場には20棟ほどのモデルハウスが展示されております。

黄色い壁が印象的なモデルハウス


まずは1軒目のモデルハウス。
リビングからつながるウッドデッキはドイツの家の定番です。


ドイツの典型的な家は急勾配屋根なので2階のベッドルームは天井高が高く開放的です。
ベッドの向こうに有りますのはなんとガラス張りのシャワー。
奥にはバスタブも見えますね。
ドイツの住宅では夫婦用のバスと子ども用のバスが存在するんです。
寝室にバスタブを設けるのはドイツ住宅のトレンドのようです。


天窓から差し込む陽の光が優しい子供部屋。

カラフルな配色のモデルハウス


さて2軒目。


広いリビングに大きな窓。
シックな色を基調に、カラフルなインテリアで個性的に装飾をするのがドイツ流住宅のポイント。


キッチンも明るくゆったりとしたスペース。
グリーンの壁がオシャレです。

木のぬくもりを感じるモデルハウス


続いて3軒目はこちら。
こちらもリビングとウッドデッキがつながっています。


この展示場のモデルハウスの中でもかなり広いリビングです。
30畳ほどでしょうか。
足元には無垢フローリング。
壁にも木を使ったアクセントがあります。


ダイニングの日当たりは抜群。
こんなダイニングなら食事中の会話も弾みそうですね。
このモデルハウスは私が一番気に入ったモデルハウスでした。


ダイニングの向こうに見えますのがキッチン。


キッチンはリビングと装いが変わってシックでモダンな印象。
動線が2箇所あるので家族みんなで楽しく料理が出来そう。
それにしても収納力がすごい。

外付けブラインド「ヴァレーマ」標準仕様のモデルハウス


続きましては私達が取り扱っております外付けブラインド「ヴァレーマ」標準仕様のモデルハウス。


玄関を入って、まず目につくのがこのダイニングスペースのダイナミックな吹き抜け。
黒い柱が特長の大人っぽい空間。


壁一面ガラスのダイニング・キッチン。


これほど窓が大きいキッチンも珍しいです。
なるほど、外付けブラインド「ヴァレーマ」が必要なわけですね。


リビングは玄関から一番遠い場所にあります。


2階に上がりまして寝室です。
急勾配屋根だから大きな窓がとれるんですね。


寝室の反対側の部屋はバスルーム。
陽の光だけでこれほど明るいバスルームも珍しいです。

子供部屋が可愛らしいモデルハウス


4軒目。
何度も同じ言葉ばかりが出てきますがとにかくリビングが広い。
そして明るい。


どのモデルハウスにも共通していますが窓が大きい。


こちらは2階の子供部屋。
急勾配屋根のスペースをロフトに。
子供たちがなりきって遊ぶのは海賊船長?海軍総督?
はたまた大海原を航海するコロンブスかな。

まとめ

ドイツの人は家で過ごすのが大好きなんです。
衣・食・住のうち、住まいへのこだわりが強く、家を建てる時には建築士並の勉強をするのだとか。
また、ドイツは家の外観の規制が厳しく、そのため室内スペースに自分流のオリジナリティを求めます。
仕事が終わるとさっさとうちに帰り、ろうそくを灯したダイニングテーブルで家族一緒に食事をする。
週末には友達を呼んでホームパーティをする。
家の掃除や整理整頓はこまめにする。
自分で壁紙を張り替え、家具の修理などもする。
そんな国民性なんですね。

ドイツには「ゲミュートリッヒ」という言葉があります。
日本語で訳すのは難しい言葉なのですが、近いニュアンスとして「心地良い」「快適」みたいなものでしょうか。
ドイツ人はこの「ゲミュートリッヒ」を住まいに求めます。
どんな人が暮らしても心地よいのではなく、自分が暮らして心地よい。
そんな自分流の心地よさを追求するドイツの住まい。

このコラムを見て、ドイツの家にご興味が湧きましたら、お気軽に三田カルチャータウンのモデルハウスで体験してみてください。
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