海洋プラスチック問題と建築用塗料――木材保護塗料オスモカラーという選択

海の豊かさを脅かす要因のひとつに、マイクロプラスチックによる海洋汚染があります。
ペットボトルやレジ袋といった「使い捨てプラスチック」が注目されがちですが、実は建築用塗料もその問題に関わっていることをご存知でしょうか。
本コラムでは、こうした海洋汚染や海洋プラスチック問題という視点から、木材保護塗料「オスモカラー」が持つ価値についてご紹介します。

見えにくい海洋プラスチックの問題

海洋プラスチック問題と聞くと、ペットボトルやレジ袋といった「使い捨てプラスチック」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ですが、実は建物や船、自動車などに使われる塗料が削れたり、はがれたりすることで、目に見えないほど小さな樹脂のかけらが生まれます。
これがマイクロプラスチックとなって川や海に流れ込み、環境や生き物に影響を及ぼしてしまうという問題があります。
ヨーロッパではすでに「塗料から出る樹脂片」が主要なマイクロプラスチックの原因のひとつとして取り上げられており、将来的には規制の対象になるとも言われています。
建築分野でも、こうした「見えにくい汚染源」に目を向け、持続可能な選択を進めていくことが求められるのではないでしょうか?

植物由来の木材保護塗料「オスモカラー」という選択

そうした背景の中で、私たちオスモ&エーデルが長年取り扱ってきたのが、ドイツ生まれの木材保護塗料「オスモカラー」です。
オスモカラーは、ひまわり油や大豆油などの植物由来の成分からつくられています。
自然の中で分解されるため、マイクロプラスチックを生み出さないのが特長です。

現在では世界60カ国以上で採用され、日本でも学校や幼稚園・保育園、公共建築、商業施設、住宅など、幅広い建築で使われています。
単に環境にやさしいというだけでなく、保護性能や意匠性、耐久性など建築用塗料としての性能も高く評価されています。

SDGsとのつながり

オスモカラーを選ぶことは、地球環境を守ることにもつながります。

・海の豊かさを守ろう(SDGs 目標14):海洋プラスチックの排出抑制に貢献
・つくる責任・つかう責任(SDGs 目標12):持続可能な建築資材の普及促進
・住み続けられるまちづくりを(SDGs 目標11):環境に配慮した建物・街づくりの推進

つまり、身近な「塗料を選ぶ」という行為が、海や地球環境を守る一歩につながっていきます。

私たちの思い

私たちがお伝えしたいのは、「塗料を選ぶ」という選択が、海洋プラスチック問題や海洋汚染と深く関わっているという事実です。
オスモカラーは、“木を守る塗料”であると同時に、“海を守る塗料”でもあります。
植物由来の成分を使用し、環境負荷を最小限に抑えることで、森林資源の保護と海洋環境の保全に貢献しています。
オスモ&エーデルは、オスモカラーを通じて「建材の選択が、地球を守る行動につながる」という価値を広く伝えていきたいと考えています。
持続可能な社会の実現に向けて、私たちはこれからも環境に配慮した建材のご提案と情報発信に取り組んでまいります。

オスモカラーについて、ご興味を持っていただきましたら、お気軽にお問い合わせください。
https://osmo-edel.jp/product/osmocolor/contact/


■オスモカラーHP
https://osmo-edel.jp/product/osmocolor/

オスモ&エーデル広報部

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オスモ&エーデル広報部
みなさまのより良い住まい作りのご提案やアイデアを発信しています。オスモ製品のニュースや商品解説も今後おこなっていく予定です。ぜひご期待ください。
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