広大な海が眼下に広がる高台にあるお住まい。
海を望む、1階と2階の南面の大きな窓と1階の東面の窓に外付けブラインドヴァレーマをご採用いただいています。

今回は、ヴァレーマをお使いになって5年になるユーザー様にお話をうかがいました。

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外付けブラインドヴァレーマをどのように使っていらっしゃいますか?
ふだんの使い方を教えてください。

メインの目的は、日除けのために使っています。

冬は太陽の光が入ったほうが暖かいので、基本的には、できるだけ太陽の光を入れたいと考えています。
ただ、冬は太陽の高度が低いですから、部屋の奥まで太陽の光が入ります。
そうするとさすがに眩しいと感じる時があるので、あまりに太陽高度が低くて、晴れている時は、ヴァレーマを下げることがあります。

夏は、午後1時くらいになると、太陽光が部屋の中に入ってきます。
太陽高度が高いですから、部屋の手前くらいまでしか入ってこないですけどね。

夏はこのくらいまで太陽の光が部屋の中に入ってくる

ただ、ここまで入ってくるともう暑いので、夏は、太陽の光が少しでも入ってきたら、ヴァレーマを降ろして、羽根を水平に近い角度にしています。

そうすると、ヴァレーマの羽根に当たった反射光が天井にぶつかって、けっこう明るくなるんです。
我が家のヴァレーマは、外壁の色に合わせて黒っぽい色なのでそうでもないんですが、それでもけっこう明るくなります。
羽根の色が白や明るいシルバー色だったらもっと明るくなるのではないかと思います。
日差しを遮りながらも、明るさは取り入れることができている感じです。

熱をもった太陽光が窓ガラスに当たってガラスが熱くなるんですよね。
それで部屋の中も熱くなります。
この家は、高気密・高断熱を実現するために、窓もトリプルガラスを使っています。
それでも、熱くなると感じています。
なので、ガラスが熱くなる前に、窓の外側で熱を遮ることができるのが効果的だと実感しています。
入った熱を逃がさないという点において、ペアガラスやトリプルガラスには意味があるのだと思います。
その理屈で言うと、冬はいいのですが、夏は入った熱を逃がさないので、熱さが増すという印象もありますね。
ですから、外付けブラインドが必要だなと感じています。

一方で、2階の東面は、軒が出せるので、設計段階から、ヴァレーマをつける予定がなく、今もついていません。
ですが、実は、ここにもヴァレーマをつけたいと思っています。
というのは、軒が長いのですが、冬や春秋など太陽の高度が低くなってくるとやはり多少日差しが入ってくるんです。
この家を設計していた7年くらい前と今を比べると、10月くらいの気温が年々高くなっているように思います。
ここ1~2年は、10月でも半袖を着るくらい暑い日もありますよね。
10月の高度が低くなってきた熱い太陽の光が窓から入ってくるので、室内も暑くなります。
年々気温が高くなってきていることもあって、4月5月、10月といった中間の時期にもヴァレーマの必要性を感じます。

東面の窓。
当初は南面のみにヴァレーマを付ける予定だったので、今は東面にはヴァレーマは付いていない。
年々気温が高くなってきていることもあり、実は、春や秋などの中間期や冬でも日によって暑いと感じる日もある。

これは、人によって好みが違うと思うのですが、私は、寒いよりも暑いほうが苦手です。
一般的に、高気密高断熱住宅というと、寒さ対策は充実していますが、暑さ対策が不十分かなと思います。
外付けブラインドは、暑さ対策に有効なので、暑さが嫌な人には必須だと思います。
で、その暑いというのは、先ほど申し上げたように、夏だけでなく、春や秋などの中間期にも年々感じるようになってきていますね。
例えば、10月くらいを例に挙げますと、せっかく暑い夏が終わって、外は涼しくなってきているにもかかわらず、窓に日が当たって、ちょっと窓周りが暑いなと感じる日があります。
そうするとやはり東面にもヴァレーマが欲しいなと思うんですよね。

1階の南面の窓は、軒が出ていて、夏は直射日光がほとんど入らないため、2階に比べると、ヴァレーマを降ろす頻度は少ないです。
冬は太陽高度が低く直射日光が入ってくるので、ヴァレーマを降ろします。
一方、春や秋に、お客様がいらして窓を背にして座っていると、直射日光が入ってくるわけではないのですが、暑いとおっしゃる時があります。
その場合はヴァレーマを降ろします。
そうすると下げた瞬間に全然違うねという話になります。
すっと涼しくなるのを感じる
ので、やはりヴァレーマは暑さ対策に有効なんだと感じる瞬間ですね。

1階南面の窓

実際にヴァレーマを使ってみてどうですか?感想や使い心地など教えてください。

暑いと感じるか暖かいと感じるかというのは、人それぞれの好みの問題なので、ヴァレーマを上げ下げして、羽根の角度を調整し、自分の体感に応じて、好きなようにコントロールができるという点が魅力ですね。

また、ここは海がよく見えて眺めがいいので、掃き出しの大きな窓がついています。
ですが、ヴァレーマを降ろしてしまうと、海が見えなくなってしまいます。
敢えていうならこの点はデメリットなんですが、通常は、ヴァレーマを降ろしたとしても羽根の角度は水平より一段階閉まっているくらいの羽根の角度にしているので、日々暮らしている私たちはヴァレーマ越しに海が見えて、結果的にはさほど圧迫感もなく、気になっていません。
ただ、お客様がいらっしゃる時は、ヴァレーマを降ろすと、あれ?下げちゃうの?ちょっともったいないという感じにはなります。

ヴァレーマが上がっている状態の眺め(左)とヴァレーマを降ろして羽根を水平より一段階閉めた時の眺め(右)

夜はヴァレーマを降ろしていますか?

1階の東面についているヴァレーマは、翌朝東面から入る日射し対策のために、降ろして寝ます。
2階の東面は軒が出ていますが、1階の東面は軒がないので、日射しが結構入ってきます。
それをヴァレーマを降ろして対策します。

1階東面のヴァレーマ。
翌朝の日射対策のために夜降ろして寝ているそう。

ヴァレーマと風についてはどのように感じていますか?

ここは風が強い場所です。
日常的に10m/sくらいの風が吹くので、住み始めたらやはり風のことが気になり、途中で風力センサーを取り付けました。
ケーブルガイドがバタバタするということは気にならないのですが、やはり不安だっただったので、センサーを取り付けました。
取り付けた後は、風が強すぎる時は、ヴァレーマが自動で収納されるので安心です。
風が強すぎてしょっちゅうヴァレーマが上がってしまってそれがストレスになるということもないですね。

ヴァレーマをご採用いただいた経緯、何か心配なことがあったかなど教えてください。

高気密・高断熱の住宅を計画するにあたり、設計の方から、1階の東面と南面、2階の南面にヴァレーマを付けたほうがよいというお話がありました。
ヴァレーマを降ろすと、少し鬱陶しく感じるのではないか、せっかく景色がいいのに、ブラインドの裏側を見ながら過ごすのも嫌だなと思い、最初は導入をためらう気持ちがありました。
それでも、遮熱という観点ではやはりヴァレーマをつけたほうがいいと薦められ、確かに南面から太陽の光が入ると嫌だろうなと思い、ヴァレーマを採用することに決めました。
実際に住み始めると景色が見えづらいということはそれほど気になっていないです。
先ほど申し上げたようにお客様にはもったいないと言われることもあるのですが、日々生活しているものからすると、景色が見えづらいということよりも暑さや眩しさを防いで得られる快適性のほうが、優先度が高いですね。

最後に・・・

「ヴァレーマは、暑さ対策に有効で、暑いのが嫌な人には必須だと思う」というお話が印象的でした。
こちらのお住まいが設計されていた6~7年前と比べるとかなり気温が高くなってきて暑さが増していると思うというお話しで、本当にその通りですよね。
真夏はもちろんですが、春や秋など中間の時期も暑い日があり、窓の外で日射を遮ることができるヴァレーマは一年を通じて活躍しているそうです。
暑いとかちょうどいいとか感じ方は人それぞれなので、ユーザー様の好きなように調整できるのがヴァレーマの魅力だと思います。

こちらのインタビューがヴァレーマを検討されているお客様の参考になりましたら幸いです。

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