ズラリと番号をふられて並んだ瓶。
なかなか壮観ですが、一体何のため?


実はこの日、新作ワインの試飲会が行われました。

弊社スタッフが集まって、1本ずつ葡萄の種類や糖度、クオリティーなどを確認しながら味を確かめていきます。
仕事で飲めるっていいな、と思われる方もいらっしゃると思いますが、なかなかどうして、実に根気のいる作業です。
単純に美味しい、というだけではなく、価格と味のバランスや、似たような味同士のワインがないか、味のインパクトや合わせる料理のイメージなども考えながら、どのワインを皆様にお届けするか、セレクトしていきます。


ドイツの高品質なワインの中でも、より日本人の舌にあうものを、専門家の方にご意見を頂きながら選んでいきます。
今回はご縁があって、BSジャパン「辰巳琢郎の葡萄酒浪漫」でご活躍中のシニアソムリエ、濱田知佐さんにお越し頂きました。


ドイツワイン「ベックシュタイン」は、酸味と甘味のバランスがよく、和食にとても合わせやすいのが特徴とのこと。
例えば白ワインなら、エビの天ぷらとは最高の相性。
意外なことに、酸味のあるドイツの白ワインは酢飯にも合うそうなので、お寿司と一緒に楽しめてしまうとか。
また、ドイツの赤ワインはタンニン(赤の独特の渋みのもと)が他のワイン生産国に比べると少なめで、日本の万能調味料である「醤油」に合う、といった事を教えて頂きながら飲み比べます。

お酒とお料理は相乗効果。
ワインの味に含まれる要素と、お料理の味に含まれる要素がお互いにマッチしたときに、ベストな組み合わせが生まれるのだそうです。
ちなみに、ワインとお料理の組み合わせのことを「マリアージュ」(フランス語で結婚の意味)と表現するそうですよ。


最初はまばらだったワイングラスが・・・


試飲が進むにつれてどんどん増えていき、こんなに沢山並びました。
この日はゼクト(ドイツのスパークリングワイン)と赤ワインを試飲。
実は、赤ワインと白ワインは、別々の日に試飲を行います。赤と白の味が混ざると、正確な判断が出来ないためです。写真のような状態が2日間続くというわけです。

今回の新作ワイン、どれもこの価格にしてこのクオリティー!という美味しさではありましたが、その中から私たちが選びぬいた逸品を、皆さまのお手元にお届けします。
新作ワインのお披露目は、今年の秋11月頃の予定です。
ドイツワイン「ベックシュタイン」ファンの皆さま、どうぞお楽しみに!!


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