木製家具は、自然ならではのぬくもりを感じられます。さらに自然の力による高いリラックス効果があるため、自宅でゆったりと休みたいという方にもおすすめです。しかし木製家具はお手入れが必要である他、使い方によっては劣化しやすいなどのデメリットがあります。適切なお手入れを行わなければ、汚れや乾燥によるひび割れなどで劣化が早まるので注意が必要です。

本記事では木製家具の主な種類を確認した上で、種類別の木製家具のお手入れ方法や木製家具を使用する上での注意点について解説していきます。

木製家具のお手入れをするならオスモカラー

オスモカラーの詳細を見てみる

木製家具の主な種類

 

木製家具とは、木を使って作られた家具のことです。木の風合いを感じられることから、部屋全体を落ち着いた雰囲気にしたい場合にもおすすめです。また木製家具にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴などが異なります。

木材家具の主な種類として、以下の4つが挙げられます。

  • 無垢材
  • 突板化粧板
  • メラミン化粧板
  • シート張り化粧板

 

無垢材

無垢材とは、天然の木材から切り出した一枚板のことです。ヒノキ、オーク、スギなどさまざまな樹種から作られています。無垢材には自然のぬくもりを感じられたり、木の質感を楽しめたりするメリットがあります。

 

ただし無垢材は丸太から切り出したそのままの状態なので、デリケートです。普段から丁寧に扱うのはもちろん、水や熱に弱いことを忘れてはなりません。また無垢材の木製家具にはオイル塗装とウレタン塗装があり、それぞれに違いがあります。

 

オイル塗装はコーティングではなく、表面に染み込ませるタイプの塗装のため、自然に近い木の質感や風合いが特徴です。木特有の肌触りを楽しめたり、クスのような香りのある木は匂いも堪能したりできます。さらにオイル塗装の木製家具は自分で容易にメンテナンスを行うことができ、塗装が経年劣化などによって剥げることもありません。木の色味が時間の流れの中で変化していくので、手入れを行いながら使うことで愛着が増していきます。ただし水や汚れに弱いので、例えば濡れたコップを直接置いてしまうと、白いシミが残ることもあるので注意しましょう。

 

ウレタン塗装は表面に樹脂の塗膜を形成するタイプの塗装で、木の表面を樹脂で覆い保護します。木を樹脂で覆っているためオイル塗装の木製家具と比べて傷や汚れがつきにくく、水にも強いです。例えば飲み物をこぼしたり、濡れたコップを置いたりしてもシミになることはほとんどありません。さらに湿度や乾燥にも強いため、日常的なお手入れやメンテナンスに負担を感じる方にも向いています。

突板化粧板

 

突板化粧板とは、合成板・繊維板と木材をスライスした化粧板材を貼り合わせた木材です。突板は天然木をシート状にスライスしたものなので、ナチュラルな木目柄や深み、味わいを楽しめます。

突板化粧板は天然木部分が薄いので無垢材と比べると軽量であり、運びやすいという利点があります。また温度や湿度によって変形しにくいので、お手入れの負担を軽減可能です。

ただしこの素材は水に濡れたままにしておくと、突板の浮きや芯材の膨張、シミなどが発生しやすいので注意してください。例えばコップの水滴が付着したら、すぐに拭き取るようにしましょう。

 

メラミン化粧板

メラミン化粧板とは化粧板にメラミン樹脂を含ませた化粧層と繊維板を、低圧でプレスした素材のことです。耐熱性や耐水性に優れた素材であることから、メラミン化粧板の木製家具は会社のデスクや飲食店のテーブルの天板などによく使われています。

 

シート張り化粧板

シート張り化粧板とは表面に柄を直接プリントした木材、およびプリントしたシートを貼った木材のことです。水に弱い素材なので、水に濡れたままにしておくと、シミや突板の浮き、芯材の膨張などが発生するため注意してください。

 

【種類別】木製家具のお手入れ方法

木製家具のお手入れ方法

木製家具はお手入れをすることで、経年による変化を楽しみながら長く使えます。ただし種類によってお手入れ方法が異なりますので、それぞれに適したお手入れを行わなければなりません。

木材家具のお手入れ方法について、以下の4つの種類別に解説していきます。

  • 無垢材の木製家具のお手入れ方法
  • 突板化粧板の木製家具のお手入れ方法
  • メラミン化粧板の木製家具のお手入れ方法
  • シート張り化粧板の木製家具のお手入れ方法

 

無垢材の木製家具のお手入れ方法

無垢材の木製家具のお手入れ方法は塗装方法によって異なります。オイル塗装とウレタン塗装のお手入れの方法について確認していきましょう。

 

オイル塗装の場合

オイル塗装の木製家具の普段のお手入れでは、しっかりと絞った布で拭き取りを行います。このとき水分を残さないようにしてください。またシミや汚れを見つけたら表面を薄めた中性洗剤で拭き取り、その後で柔らかい布で水分を拭き取りましょう。

オイル塗装の木製家具は、オイルが水拭きや経年で抜けていきます。オイルが抜けてくると色の変化やかさつきが出てくるので、年に1〜2回の頻度でオイルを塗り直すようにしましょう。また木に油分を含めることで深みのある色合いになり、傷やシミが目立ちにくくなります。

ウレタン塗装の場合

ウレタン塗装の木製家具は、汚れや傷に強いことが特徴です。普段のお手入れは水拭きやお湯拭きで問題ありません。油汚れなどの頑固な汚れには中性洗剤を水で薄めて使用し、水拭きと乾拭きを行います。

特別なメンテナンスや日々のメンテナンスは基本的に必要ないので、定期的にメンテナンスをする自信がない方やなるべく楽をしたい方にも適しています。

 

突板化粧板の木製家具のお手入れ方法

 

突板化粧板の木製家具の普段のお手入れでは、硬く絞った柔らかい布で拭き取りをしましょう。

また水に濡れたときは乾いた柔らかい布で拭き取ってください。油汚れなどの頑固な汚れは、薄めた中性洗剤に浸してからしっかりと絞った柔らかい布を使って拭き取ります。その後で乾いた柔らかい布でよく拭きましょう。

 

メラミン化粧板の木製家具のお手入れ方法

 

メラミン化粧板の基本的なお手入れは、乾拭きのみで問題ありません。ただし食べ物をこぼした場合や油が付着した場合などは、その部分のみを石鹼水を少し浸した布を使って、汚れを取ります。その後、乾拭きして仕上げましょう。

 

シート張り化粧板の木製家具のお手入れ方法

 

シート張り化粧板の普段のお手入れは乾拭きのみ、もしくはしっかりと水分を絞った布で拭いた後、乾拭きを行います。

シート張り化粧板は水に濡れた状態を放置してしまうと、シミや突板の浮き、芯材の膨張などが発生します。コップの水滴が付着した場合や水分をこぼしてしまった場合にはすぐに拭き取ってください。拭き取りをしたら、仕上げに乾拭きをして水気を残さないようにします。

 

木製家具に傷がいてしまったときの対処法

木製家具に傷

木製家具は、丁寧に扱っていても傷がついてしまうことも珍しくありません。しかしうまく対処すれば、傷が目立たなくなるはずです。

木製家具に傷がついてしまったときの対処法は傷の度合いによって異なります。以下の3つの傷の種類別に、対処法を見ていきましょう。

  • 軽度の傷がついてしまった場合
  • 目立つ傷がついてしまった場合
  • 凹みができてしまった場合

 

軽度の傷がついてしまった場合

 

無垢の木材家具に軽度の傷がついたら、サンドペーパー(紙やすり)を使い分けながら傷の周辺箇所を削り、磨いていきます。その上からオイルや塗料を塗ると、元に戻ることが多いです。

またメラミンやポリ板で作られた家具の場合は、同系色のマジックペンで着色を行う、もしくは布にラッカーシンナーを染み込ませて吹き上げると傷が目立ちにくくなります。浅めのすり傷であればクリアーラッカーなどのスプレーを吹き付けることで、目立たなくなることが多いです。

 

目立つ傷がついてしまった場合

 

木製家具に目立つ傷がついた場合は、市販のクレヨンタイプやペンタイプの補修材などを使って目立たないようにします。また深くえぐれたような傷は家具用パテで埋め、着色を行うという方法もあります。

ただし目立つ傷の場合、自分で直そうとしてもうまくいかないこともあるでしょう。個人での対応が難しいと感じた場合はプロの業者に相談してみてください。プロが対応したことで大きな傷であっても、目立たなくなったという事例も多くあります。

 

凹みができてしまった場合

 

無垢の家具に凹みができた場合には水を凹みに注ぎ、数時間放置するだけで自然と凹みが直ることもあります。この方法は木の細胞が水を含むと膨らむ作用を利用した直し方です。

それでも凹みが戻らない場合は、水に浸した後に、軽く絞った布を凹み部分にしばらく置いておいてください。この布の上から中温程度にしたアイロンをかけることで、元に戻ることもあります。水分が蒸発する勢いによって、木の細胞を凹む前の場所まで強制的に戻すという作用が働くためです。ただし材種や凹みの程度によっては効果がないこともあります。

またメラミンやポリ板で作られた木製家具の場合、前述の方法では凹みが元に戻らないので注意してください。

 

木製家具を使用する上での注意点

 

木製家具は繊細なものなので、使用するにあたって注意しなければならないこともいくつかあります。注意点を押さえて使用することで、美しい状態を長期的に保てるでしょう。

木製家具を使用する上での注意点として、主に以下の4つが挙げられます。

  • 直射日光の当たる場所に置かない
  • 家具の脚にフェルトシールを付ける
  • いすの位置を入れ替える
  • 熱いものを直接置かない

 

直射日光の当たる場所に置かない

 

木製家具を直射日光が当たる場所に置くと、変色や塗装の剥がれ、割れやそりなどの原因になるのでやめましょう。どうしても直射日光の当たる場所に置かなければならない場合は、木材家具の上にテーブルクロスをかけたり、カーテンを閉めて日差しを遮ったりするなどの対策が必要です。

 

家具の脚にフェルトシールを付ける

 

木製家具を床やフローリングに直接置き、引きずってしまうと、床に傷が入ることもあります。傷を防止する方法として木製家具の脚の裏にフェルトシールを貼り、床を保護するという方法が挙げられます。

フェルトシールは摩擦ですり減って消耗していくので定期的に確認し、必要があれば交換してください。このときフェルトに硬いごみが絡まっていないかも確認しましょう。硬いごみは傷の原因になってしまいます。

 

いすの位置を入れ替える

 

木材のいすを使用している場合、一定の体重の方が連日同じいすに座っていると、その分いずに負担がかかります。

体重の重い方が座るいすと軽い方が座るいすを適度に入れ替えることで、いすの荷重が分散されます。いすの荷重の分散は劣化を防ぐのに効果的です。

 

熱いものを直接置かない

 

熱いものを木製家具の上に直接置かないようにしてください。例えば熱した鍋、やかん、ホットドリンクが入ったマグカップなどはコースターやランチョンマットなどを下に敷いて置くようにしましょう。

熱いものを木製家具の上に直接置くと、短時間であってもシミができたり、変色したりすることもあるので注意が必要です。

 

まとめ

 

木製家具には自然由来のぬくもりを感じられる、リラックス効果を得られるといったさまざまなメリットがあります。一方で、シミやそり返り、ひび割れなどを防ぐためにも定期的なお手入れが欠かせません。しっかりとお手入れを行うことで、経年劣化を楽しみながら長期的に愛用できるでしょう。

オスモ&エーデルでは、木製家具の塗装・お手入れに、オスモカラーをおすすめします。オスモカラーは、ひまわり油などの植物油由来の木材保護塗料です。オスモカラーのノーマルクリアーカウンタートップオイル、フロアークリアー塗装面は、専用のオスモウォッシュアンドケアーオスモワックスアンドクリーナーでお手入れすることができます。また、再塗装や部分補修も簡単で、お手入れという観点でもオスモカラーはおすすめです。

木製家具のお手入れをするならオスモカラー

オスモカラーの詳細を見てみる