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植物油により表面処理された木材表面の触り心地の良さを実証
「植物油脂によって被覆された⽊材の摩擦に関する研究」結果


ドイツの大手木製品メーカー「OSMO」ブランドを輸入販売する、オスモ&エーデル株式会社(本社:兵庫県三木市、代表者:及川英治)は、オスモカラー塗装の木材の触り心地について科学的に実証するため、山形大学野々村美宗教授と共同で、「植物油脂によって被覆された木材の摩擦に関する研究」を実施。

植物油由来の自然塗料【オスモカラー】が塗装された木材の表面は、ウレタン塗装された木材の表面や無塗装の木材の表面よりも、なめらかで触り心地が良いという研究結果が得られました。

【研究内容と研究結果】

■触り心地を計測できる装置(※1)を用いて①オスモカラー塗装の木材、②ウレタン塗装の木材、③無塗装の木材表面の動摩擦係数を計測。
①オスモカラー塗装の木材表面の動摩擦係数は0.39で、3つの木材の中で最低。
②ウレタン塗装の木材表面の動摩擦係数は0.75で最大。
オスモカラー塗装の木材表面の潤滑効果が観察されました。

■①オスモカラー塗装の木材は、表面を撫でて、行って戻ってくる時の引っ掛かりが最も少ないことも観察されました。
よって、「オスモカラー塗装は木材の触感を滑らかにするための有効な手段である」と結論付けられました。

■オスモカラー塗装された木材表面がなぜ高い潤滑性を示すかについて人には、指紋という凹凸があり、この指紋と同程度の凸凹のものを触り心地が良いと感じます。
この意味において、オスモカラー塗装の木材は適度な表面の凸凹により(※2:顕微鏡による表面画像参照)、触り心地が良いと感じられるという考察も得られました。

※2:顕微鏡による表面画像参照

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