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はじめに ― 塗装で守る、木製ウッドデッキの美しさと耐久性
近年では樹脂製や人工木のウッドデッキも多く見られるようになりましたが、やはり本物の木ならではの質感や風合いに魅力を感じて、「木製ウッドデッキ」を選ばれる方も少なくありません。
弊社にも、そうした木製ウッドデッキの塗装に関するご相談が多く寄せられています。
木のウッドデッキは、屋外で風雨や紫外線にさらされるため、年月とともに色あせや傷みが気になってくるもの。
「塗装で長持ちさせたいけれど、どんな塗料を選べばいいのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
木製ウッドデッキを美しく、そして長く楽しむために欠かせないのが
・ 木をしっかり保護する塗料の選定
・適切な塗装による定期的なメンテナンス
この記事では、仕上がりの美しさと耐久性を両立するおすすめ塗料「オスモカラー」シリーズから、ウッドステインプロテクターとカントリーカラープラスをご紹介します。
木製ウッドデッキに適した塗料選びのポイント
木製ウッドデッキは屋外に設置され、常に紫外線や風雨にさらされるため、年月とともに色あせや傷みが進行していきます。
長く美しく使うためには、塗料選びの段階で以下のポイントをしっかり押さえておくことが重要です。
紫外線や雨風に強いか(耐候性・保護性能)
ウッドデッキは水平面であるため、垂直面よりも紫外線の影響を強く受けます。
そのため、高い耐候性と撥水性、そして紫外線カット機能を備えた塗料を選ぶことが不可欠です。
特に、顔料による紫外線遮蔽効果は、木材の色あせや劣化を防ぐうえで非常に重要な要素です。
雨水の浸透を防ぎ、木部の腐食やカビの発生を抑える性能も、屋外塗装では欠かせません。
メンテナンスのしやすさ(塗り重ね可能か)
屋外に設置された木製ウッドデッキは、風雨や紫外線の影響を受け続けるため、定期的な再塗装が前提となります。
その際、既存の塗膜を削らずに、上から塗り重ねができるかどうかもポイントです。
さらに、塗料の塗りやすさといった施工時の使いやすさも、長期的な維持管理を考えるうえで欠かせません。
特に、塗装後にお施主様や施設の利用者様がご自身でメンテナンスを継続される可能性を想定する場合、塗料の扱いやすさは安心感にもつながります。
メンテナンスもスムーズに行えるかどうかは、長く美しく使い続けるための「実用性」として、見逃せない要素です。
仕上がりの美しさ
塗装は木材を保護するだけでなく、建築全体の印象を左右する「見た目の仕上がり」も大切な要素です。
木の美しい木目を感じられる仕上げや、落ち着いた風合い、またはしっかり色づいた仕上がりなど、周辺環境との調和を意識した塗料選びが求められます。
ウッドデッキは屋外空間の主役にもなり得るため、色味や質感によって空間の印象が大きく変わります。
環境性能
特に、屋外用の塗料は、性能だけでなく人や動植物、そして環境へのやさしさも重要な選定ポイントです。
お子さまやペットのいるご家庭では、安全性への配慮が求められますし、近隣への影響といった観点でも、環境負荷の少ない塗料を選ぶことが安心につながります。
その点で、植物油ベースの塗料や、乾燥後に安全性が確保される製品は、こうしたニーズに応える選択肢として注目されています。
オスモカラーは、主成分にひまわり油や大豆油などの植物由来原料を使用しており、環境中で自然に生分解される特性を持っています。
そのため、塗膜が劣化・摩耗した際にもマイクロプラスチックを発生させることがなく、海洋環境や地球環境への負荷を最小限に抑える設計となっています。
こうした環境性能は、持続可能な社会づくりに貢献するだけでなく、安心して長く使える塗料として、住宅や公共施設など幅広い場面で選ばれています。
プロも愛用!「オスモカラー ウッドステインプロテクター」が選ばれる理由
オスモカラー ウッドステインプロテクターは、世界基準の保護性能と環境性能を兼ね備えた製品です。住宅から非住宅の施設まで多くの採用実績があり、建築のプロの現場でも高い評価をいただいています。
紫外線耐候性 × 撥水性
紫外線や風雨にさらされる過酷な屋外環境においても、高密度の保護層がしっかり木材に定着し、長期間にわたって木部を保護します。
撥水性にも優れており、雨水の侵入を防ぎながら、紫外線をカットする顔料が木材を劣化から守ります。
また、防カビ・防腐・防藻の機能も備えており、長期的に安心して使用できます。
つや消し仕上げで日本の建築にフィット
マットな質感が特長で、日本の住まいや自然環境、外構空間にも調和しやすい落ち着いた風合いを実現します。
和洋問わず、幅広い建築デザインと自然に馴染むため、住宅のウッドデッキだけでなく、木部外壁や木窓、ガーデン家具、外部建具などにも幅広く活用されています。
木目を活かした自然な仕上がり
ウッドステインプロテクターは、「木目が見える着色仕上げ」。
ヨーロッパの気候風土が育んだ色調は、都市部の洗練された建築から、自然に囲まれた住まいまで、幅広い環境に調和します。
このように、オスモカラーは、単に木材保護という観点だけでなく、住まいや建築の印象を高める“仕上げ材”として信頼されている塗料です
灰色化したデッキの再塗装におすすめ!「カントリーカラープラス」
時間とともに風雨や紫外線にさらされ、灰色化してしまったウッドデッキには、高い隠ぺい力と保護性能を兼ね備えた「カントリーカラープラス」がおすすめです。
傷みの進んだ木部は、塗料を激しく吸い込むため「塗っても塗っても色がのらない」というケースが多く見られます。
カントリーカラープラスは、顔料を豊富に含む高隠ぺいタイプの塗料で、経年劣化が進んだ木部でも1回塗りでしっかりと色づき、ムラのない仕上がりが可能です。
木の風合いはそのまま
この塗料は木目を隠すタイプですが、木の凹凸や立体感はそのまま残るため、木の風合いや存在感はしっかりと感じられます。
天然木らしい印象を残しつつ、しっかり色を入れたい方にぴったりの選択肢です。
紫外線・防腐・防カビ性能も
カントリーカラープラスは、外装用に求められる保護性能を高水準で備えており、紫外線カット効果にも優れています。
加えて、防腐・防カビ・防藻成分も配合されており、沿岸部や山間部など、過酷な気候条件のもとでも安心して使用できる設計です。
古いデッキも、美しく再生
劣化が進んだ古いウッドデッキで「もう手遅れかも」と諦めかけていた方にも、カントリーカラープラスならリフレッシュの可能性を広げてくれます。
色褪せたデッキをよみがえらせ、ふたたび空間の主役にしてくれる頼れる塗料です。
オスモ ウッドリバイバージェル+ウッドステインプロテクターの併用もおすすめ
時間の経過とともに、木製ウッドデッキは紫外線や雨風の影響で灰色化してしまうことがあります。
そんなときは、オスモ ウッドリバイバージェルとウッドステインプロテクターの併用によるメンテナンスという方法もあります。
まず、ウッドリバイバージェルを使って、灰色化した木部の表面に付着した汚れや劣化した繊維を洗浄・除去します。
その後、ウッドステインプロテクターで塗装を施すことで、木の風合いを活かしながら、紫外線や雨からしっかりと保護する仕上がりが得られます。
この2ステップによって、灰色化した木部も美しく再生され、見た目の美しさと耐久性を両立したウッドデッキへとよみがえります。
「もう古くなってしまったから…」と諦める前に、ぜひこのメンテナンス方法を試してみてください。
なぜ「顔料入り」の着色タイプの塗料をウッドデッキの保護塗装におすすめするのか?
ウッドデッキは、建築物の中でももっとも過酷な環境にさらされる部位のひとつです。
特に水平面は、太陽光が垂直に当たりやすく、紫外線の影響をダイレクトに受けるため、劣化の進行が早まりやすい傾向にあります。
紫外線劣化を防ぐカギは「顔料」
この紫外線から木材を守るうえで重要になるのが、塗料に含まれる「顔料」の役割です。
顔料は、紫外線を反射・吸収することで、木材へのダメージを軽減する働きを持っています。
特に不透明性の高い顔料(例えば、濃い茶系や黒系、グレー系などの色味)は、紫外線遮蔽効果が高く、木材の劣化を防ぐのに有効です。
着色タイプで、見た目と保護を両立
「顔料入り」「着色タイプ」の塗料は、紫外線カット効果に加え、木材に美しい色味を与え、空間デザインとも調和させることができます。
とくに、自然な半透明仕上げの「ウッドステインプロテクター」や、高隠ぺい仕上げの「カントリーカラープラス」は、見た目と保護性能のバランスに優れた選択肢です。
まとめ ― 木製ウッドデッキ塗装は「長く美しく使う」ための第一歩
木のウッドデッキは、建築の外構空間に温もりと個性をもたらす大切な存在です。
しかし、紫外線や雨風といった過酷な環境にさらされるため、適切な塗料による保護と定期的なメンテナンスが欠かせません。
本物の木の風合いを活かしながら、長く美しく使い続けるためには、塗料選びがすべての出発点です。
その中でもオスモカラーは、保護性能・環境性・安全性・美観を兼ね備えた、木材保護塗料のグローバルスタンダード。
プロの現場でも選ばれ続けている理由は、木材を保護する力と、周辺環境とも調和する意匠性の両立にあります。
・紫外線や雨からしっかり守る高耐候性
・環境にも人にもやさしい植物油ベース
・木目を活かす自然な仕上がりと豊富なカラーバリエーション
・使いやすい施工性とメンテナンス性
ウッドデッキを長持ちさせたい方、見た目にもこだわりたい方、そして安心して使える塗料を探している方には、オスモカラーが最適です。
色の選び方や再塗装の方法など、具体的なご提案もいたします。
お気軽にご相談ください。
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■オスモカラーHP
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■ウッドステインプロテクター製品ページ
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■カントリーカラープラス製品ページ
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■オスモカラー外装用施工事例
https://osmo-edel.jp/osmocolor_case_type/exterior