『ドイツの家』は、オスモ&エーデルが提案する、住まいを重視するドイツの考え方を生かした、居心地が良い住宅です。
今回は、神奈川県大磯町でこの度完成した『ドイツの家』をご紹介します。

こちらは、土地探しの段階から、お施主様と二人三脚で作り上げたドイツの家です。

広々とした中庭と中庭に向かったテラス

中国とドイツにゆかりがあるお施主様。
「中国の四合院(しごういん)をドイツの技術で」をテーマに家づくりがスタートしました。

四合院(しごういん)というのは、中国の伝統的な建築様式です。
「合(ごう)」というのは、取り囲むという意味で、中央に庭があり、その中庭を取り囲むように、四面に家屋が建てられた建築、もしくは、壁で四方を取り囲んだ建築のことを指します。

広々とした中庭と1階・2階共に、中庭に向かって設けられた広いテラスが四合院の雰囲気が残っているポイントです。

テラス_1階

テラス_2階

断熱性能も遮音性能も優れた大きな窓と外付けブラインドでパッシブデザインを実現

中庭に向かってオープンに、1階、2階共に、大きな窓(トリプルガラス樹脂サッシ)が開かれています。
太陽の光と熱を最大限採り入れることができるので、明るさと、冬は暖かさを、室内にもたらしてくれるパッシブデザインです。

大きな窓

それぞれの窓には、外付けブラインドヴァレーマが付いています。
暑すぎたり眩しすぎたりする時は、ヴァレーマで、太陽の光と熱をコントロールすることができます。

外付けブラインドヴァレーマ

ドイツの家で使用する樹脂サッシは、断熱性能はもちろん遮音性能にも優れています。
近くを通る電車の音を心配されていたのですが、窓を閉めると静かだと満足されています。

壁の断熱と薪ストーブ、太陽光発電を採り入れたエコで快適な住まい

窓の断熱性能が優れているのに加えて、断熱材は、セルロースファイバー+外張り断熱(エコサーム)のダブル断熱で、外気の影響を受けにくい快適な住まいになりました。
お施主様のご要望で、石が入った蓄熱型の薪ストーブを採用。
これにより、冬はほとんどエアコンを使わずに薪ストーブだけで室内を暖めることができるようになる予定です。

薪ストーブ

また、屋根の上には太陽光発電が設置してあり、建物の断熱性能が高く、ヴァレーマで効率よく太陽の光を調整することができるので、夏は、太陽光発電で必要な電力をまかなうことができる予定です。
エコで快適なお住まいが実現しました。

こだわりが詰まったキッチンと壁のモールテックス塗り、床材はオスモフローリング

キッチンにも大変こだわられて、何度も検討を重ねられ、ドイツeggersmannのものを採用されました。
オーブンなどの設備は、ドイツのGAGGENAU(ガゲナウ)のものです。

キッチン

内装の一部の壁は、モールテックス塗り仕上げられており、アクセントになっています。
これは、施工を担当された、サンキホーム様が得意としている左官仕上げです。

モールテックス

床は、オスモフローリング タイガーウッド。
厚み21㎜、幅広の無垢フローリングです。
内装木部の塗装はオスモカラーで仕上げられています。

 

■施工:サンキホーム
https://www.sankihome.co.jp/

■ドイツの家
https://doitsunoie.jp/

■オスモカラー
https://osmo-edel.jp/product/osmocolor/

■オスモフローリング
https://osmo-edel.jp/product/osmoholz/

■外付けブラインドヴァレーマ
https://osmo-edel.jp/product/warema/