クライミングスクリーン
眺望は確保しながら、ファサード下部から差し込む
直射日光を遮るユニークなクライマー式ブラインド
ファサード下部から差し込む直射日光を遮り眺望と自然採光は確保する
床面から上へ上昇するスクリーンにより日射角度に応じて庇の日陰効果は活かしながら直射日光を遮るユニークな採光システムです。
- 太陽の位置に応じてクライミングスクリーンは全開から全閉まで自由に高さを調整することができます。
- 最大限の眺望を確保しながら、効果的な昼光利用が可能です。
窓際で気になる足元への視線をカットしプライバシーを守ります
日射の有無、天候などに関わらずスクリーンの下限を机程度の高さに調整し外からの足元への視線を遮ることができます。クライミングスクリーンが持つ大きなメリットです。
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太陽高度が低い時間帯は全閉の状態になります。
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時間経過とともに庇が影を作り、スクリーンを下げていきます。
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太陽高度が高いと庇で直射日光は遮られスクリーンは全開になります。
後付けも可能なシンプルなユニットで執務環境を改善
床置きの巻き取り機構と天井に取付ける小型部品で構成され後付けも簡単です。
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- スクリーンは垂直に張られたケーブルによってガイドされ窓際の空調による揺れを抑えます。
- スクリーンの昇降は左右に配置された6mm幅のリフティングテープによって行われます。目立たず省スペースな構造により視界の妨げになりません。
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ガイドケーブル受けとリフティングテープ用滑車が組み込まれた小型部品が天井に固定されます。
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スクリーンの巻き取り機構は床面設置で、すっきりしたおさまりが可能です。
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独自の巻き取り機構によりスクリーンには常にテンションが与えられシワの発生を抑えます。
豊富な
ファブリックコレクションクライミングスクリーンの機能を最大限引き出すのがファブリックの性能です。
使われる環境、目的に最適なファブリックが見つかります。
最適なファブリックを選択する3つのポイント
透過性が高く外が透けて見えるファブリックから完全遮光まで選択可能。
相反する性能になるのでバランスを考慮します。眺望性を高くするとプライバシー性は低くなります。
透過性が高く外が透けて見えるファブリックから完全遮光まで選択可能。
相反する性能になるのでバランスを考慮します。眺望性を高くするとプライバシー性は低くなります。
眺望性 | プライバシー性 | ||
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眺望は損なわれない。 | ![]() |
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視覚的プライバシー保護は期待できない。室内の人物は外からはっきりと認識できる。。 |
眺望はほぼ損なわれない(e.g.10メートル以内の人物なら認識できる)。 | ![]() |
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視覚的プライバシーはやや期待できるが、室内の人物は外から認識することができる。 |
やや眺望は損なわれる。屋外の人や物の輪郭が識別できる程度。 | ![]() |
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視覚的プライバシーはあるが、人影は認識できる。また照度条件が整ったときには人物が認識されることもある。 |
眺望は損なわれる。屋外の人や物の輪郭も判別できない程度。 | ![]() |
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視覚的プライバシーはほぼ確保される。生地のそばに寄った時のみ室内の人影が見える(e.g.窓際1m以内に寄った時のみ外からシルエットが見える)。 |
眺望はない。 | ![]() |
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室内は全く見えない。 |
窓際でパソコンの画面が問題なく見られるかが1つの目安です。作業者と窓の位置関係、また窓の方位によって防眩レベルを決定します。また色の違いによるコントラストの差も作業者の目の負担に影響します。
窓際でパソコンの画面が問題なく見られるかが1つの目安です。作業者と窓の位置関係、また窓の方位によって防眩レベルを決定します。また色の違いによるコントラストの差も作業者の目の負担に影響します。
アイコン | 特記 | 設置推奨面 |
---|---|---|
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眩しさは完全に制御される。 | 西/南/東 |
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眩しさは十分制御される。窓際のコンピュータのモニターが窓側を向き、CAD操作をしている等極端な条件以外では十分な性能。 | 西/南/東 |
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眩しさはほぼ制御される。窓際のコンピュータのモニターが窓側を向いている場合等、いくつかの不利な条件以外では十分な性能。 | 西/南/東 |
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眩しさはあまり抑制されない。北側の窓に適している。 | 北 |
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眩しさの抑制効果はない。 |
白系の反射率の高いファブリックが遮熱性能は高くなります。濃い色を使う場合はガラス面側にアルミコーティングを施した高反射タイプのファブリックがおすすめです。 ※別紙ファブリックサンプルをご参照下さい。
白系の反射率の高いファブリックが遮熱性能は高くなります。濃い色を使う場合はガラス面側にアルミコーティングを施した高反射タイプのファブリックがおすすめです。 ※別紙ファブリックサンプルをご参照下さい。
アイコン | ガラスのみの場合に比べて、 減少する日射熱取得量(およそ) |
適正 | 製品例 |
---|---|---|---|
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70% | 良い | 高反射率の 室内スクリーン |
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40% | やや良い | 明るい生地色の 室内スクリーン |
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15% | わずか | 濃い色の 室内スクリーン |
安定した昇降を実現する
ユニークなメカニズム
製品仕様
スクリーンを保護するケーシングと一体の
コンパクトな構造
駆動方式 | 製作可能寸法 | ||||
---|---|---|---|---|---|
100VAC 電動モーター |
最小幅(mm) | 最大幅(mm) | 最小高さ(mm) | 最大高さ(mm) | 最大面積(㎡) |
750 | 2,700 | 750 | 3,000 | 8,1 |
- ケーシング
- モーター、ファブリックシャフトを収納
- ファブリック
- 豊富なコレクションから選択
- リフティングテープ
- ポリエステル幅6㎜、700Nの張力に耐えます
- ガイドケーブル
- 2.3mmスチールケーブルをポリアミド樹脂で被膜
- ボトムレール
- 25×43mmアルミ型材をポリエステル粉体塗装
- プーリー+ガイドケーブル固定金具
- ボトムレールに固定されたリフティングテープがプーリーを経由し床上のファブリックシャフトに巻き取られる
ブラインド、ロールスクリーンの制御に必要な機能をオールイン「ビル用日射制御システム」
- 住宅・非住宅問わず
- ビル建築、事務所あらゆる用途であらゆる規模の建物に対応したラインナップをご用意
【制御可能なもの】
外付け電動ブラインド、室内電動ブラインド、外付けロールスクリーン、室内ロールスクリーン、照明、電動窓(オペレータ)・中央監視システム(制御・監視モニタリング)
WMS(ヴァレーマモバイルシステム)
手元のリモコンで簡単操作ヴァレーマ社オリジナルのワイヤレスネットワークシステムです。晴天・曇天・強風・降雨などがモニターでき、簡単な自動制御システムがローコストで実現できます。
クリマトロニック・STD
太陽自動追尾機能が標準装備日射制御に求められる必要最小限の機能がパッケージされたリーズナブルなシステムです。簡単な初期設定と導入後の運用変更に伴う設定変更も容易にできるメンテナンス性を備えています。
クリマトロニック・KNX
太陽自動追尾機能+高い拡張性クリマトロニック(スタンダード)の機能に加え、ビルマネジメントシステムとの接続できる高い拡張性を備えています。年間カレンダーなどオプション機能等カスタマイズが可能です。
機能一覧表
制御機能・対応機能 | システム名称 | ||
---|---|---|---|
WMS(ヴァレーマモバイルシステム) | クリマトロニック・STD | クリマトロニック・KNX | |
センサー種類 | WS plus | Climatronic WS | Climatronic WS |
スラット トラッキング(太陽追尾) | × | 〇 | 〇 |
陽光制御 | 〇 | 〇 | 〇 |
夜明/夕暮 制御 | 〇 | 〇 | 〇 |
降雨監視 | 〇 | 〇 | 〇 |
風速監視 | 〇 | 〇 | 〇 |
凍結監視 | × | 〇 | 〇 |
タイマー(週間) | 〇 | 〇 | 〇 |
カレンダー(年間) | × | × | 〇 |
スマートフォン操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
火報連動 | × | 〇 | 〇 |
ライトアップ対応 | × | 〇 | 〇 |
中央監視連動対応 | × | × | 〇 |
〇は標準仕様(但し、スマートフォン操作、ライトアップ対応は追加機器が必要です。)
×は対応不可
WMSのタイマー(週間)は、WebControl proを追加する必要があります。