「通行人の視線が気になって家の中でくつろげない」
「カーテンで目隠しできる?」
とお困りの方のために、本記事ではプライバシーを守るための方法を解説しています。

手軽に取り入れられるカーテンでも目隠しは可能です。
外からの視線が気にならなくなれば、室内で過ごす時間が快適なものになるでしょう。
ただし、カーテンだけでは難しい場合もあります。

そこで今回は、カーテン以外に外の視線をカットする方法についても紹介します。
家の中で過ごしやすい環境を作りたい方はぜひ参考にしてください。

外からの視線を感じやすい家とは

外からの視線を感じやすい家には、下記の特徴があります。

  • 道路沿いの家
  • 隣家との距離について

外からの視線が気になる場合は、これらの特徴がないかチェックしてみましょう。
あなたの家にも当てはまるのではないでしょうか。

道路沿いの家

通行人や車などの行き来がある道路沿いの家は、外からの視線が感じやすいといえます。
太陽がのぼる明るい昼間は、外から室内の様子が見えにくいですが、夜になると明るい部屋の中は外からはっきりと見えてしまいます。
室内のインテリアや間取りにこだわっていても、外からの視線が気になるとくつろげません。
そのため、室内に届く視線を遮る工夫が必要になります。

隣家との距離について

隣の家との距離が近い場合も、視線を感じやすいでしょう。
リビングにある大きな窓の位置が隣の家の玄関や庭に向いていると、隣人の視線が気になるものです。
洗濯物をベランダに干す際に視線が気になる方もいるでしょう。
室内にカーテンを取り付けたり、ベランダも丸見えにならない工夫をしてみたり、プライベートな空間だからこそ快適に過ごせる環境づくりが大切です。

カーテンで目隠ししたい理由

ここまで、外からの視線を感じやすい家の特徴を解説してきましたが、カーテンで目隠しをしたい理由は、外からの視線だけではありません。

ここからは、カーテンで目隠ししたい理由を解説していきます。

カーテンで目隠ししたい理由は、外からの視線を遮りたいという理由のほかに下記のような場合があげられます。

  • 道路からの視線
  • 周囲の家からの視線
  • 太陽光を遮光したい

カーテンひとつで外からの視線を遮り日差しもカットできるため、取り入れて損することはないでしょう。

道路からの視線

道路沿いに窓がある場合は、通行人や車の中にいる人からの視線を感じやすいです。
交通量が多い道路の場合は、室内にいても落ち着かないでしょう。
カーテンがあれば室内が見えにくくなり、道路からの視線が気にならなくなるため快適に過ごせます。

関連記事:外からの視線を遮る窓の目隠し方法とは。目隠しの工夫と具体例を紹介

周囲の家からの視線

周囲の家からの視線が気になる場合も、カーテンがあれば室内が丸見えになるのを防げます。
リビングに限らず、仕事部屋や子供部屋などプライバシーを守りたい部屋にはカーテンを取り付けてみましょう。

太陽光を遮光したい

南向きの部屋は太陽の光を取り入れられるメリットがありますが、夏は暑く室内の温度が上昇しやすい特徴があります。
カーテンを利用すれば強い日差しをカットでき、遮熱効果も期待できます。
寒い冬の場合は、窓から伝わる冷気を遮断する効果もあるため、カーテンは季節問わず便利なアイテムと言えるでしょう。

カーテン以外の解決策

目隠ししたい理由がわかったところで、ここからはカーテン以外で外からの視線を遮る方法について解説します。
解決策は以下の4つです。

  • 植木を植える
  • 壁を立てる
  • オーニング
  • シェード

どれも設置することで外からの視線を遮り、プライベートな空間を演出してくれるアイテムです。
カーテンだけでは、まだ視線が気になるという場合は参考にしてください。

植木を植える

1つ目は、植木で植えることです。
視線を遮るだけでなく、癒し効果もあります。
室内から見える風に揺られる木々は、季節を感じさせてくれるでしょう。

コンクリートの壁に比べると隙間ができますが、何本か植えてみたり、横に枝を伸ばす木々を植えたりすれば、適度に視線を遮ることが可能です。

家の雰囲気をおしゃれに演出するアイテムにもなり、効果は申し分ないでしょう。
植木にもさまざまな種類があるので、選ぶのが楽しいですよ。

隣家の2階からの視線が気になる場合は、高木を取り入れるのがおすすめです。

壁を立てる

2つ目は、壁を立てて外からの視線をシャットアウトする方法です。
プライベートな空間を作りたい場合に適しており、玄関前や庭を囲うように立てられます。
視線を気にせず庭でゆっくり過ごしたい方におすすめです。

コンクリートの壁もできますが、アルミや木目調のフェンスが主流です。
コンクリートよりも、圧迫感がなく適度な風を取り込めるメリットがあります。

スマートな印象にしたい場合はアルミ、温かみのある家にしたい場合は木目調と、家の外壁イメージに合わせて素材を選べます。

デメリットとしては、外からの視線が入らないため空き巣に狙われやすい点です。
壁を立てる際は、センサーライトや防犯カメラを設置したり、強化ガラスにしたり、セキュリティ面に注意しましょう。

また、壁の場合は工事費用がかかるため予算が必要になります。

オーニング

3つ目は、オーニングを取り付ける方法です。
日差しを遮りたい窓の外壁部分に設置します。
使用するときは広げて、使わない場合は収納できるのが魅力です。

ベランダやウッドデッキに設置すれば屋根代わりにもなり、子供のプール遊びにも便利です。
外で食事する際にも使い勝手がよいのが魅力です。
日差しをカットしつつ、心地のよい風を室内に取り込みたい場合にも適しています。

カラーが豊富にあるため家のデザインに合ったものを選べます。

手動タイプと電動タイプがあるので、使用頻度によって選択するとよいでしょう。

シェード

4つ目は、シェードで視線や日差しをカットする方法です。
シェードは、2階から1階部分まで吊るすように設置したり、フェンスや窓枠にくくり付けたりして簡単に利用できます。
ベランダに設置すれば、洗濯物の目隠しにもなります。

シェードは、外の光をほどよく感じられるのが魅力です。
風通しがよいものや、防水加工されたものなど、布のカラーや素材もさまざまなので好みのものを選ぶとよいでしょう。

1年通して設置したままでもよいですし、夏はメッシュや簾を利用するのもおすすめです。
シェードがあれば、窓を開けて室内に外気を取り込みたい場合にも便利でしょう。
費用も比較的リーズナブルなのが特徴です。

関連記事:シェードは日除け対策に効果的?目隠し効果についても解説

外からの視線を対策するなら外付けブラインドがおすすめ

外からの視線を遮る対策におすすめなのが、外付けブラインドです。
室内に取り付けるブラインドと同じように羽部分の角度が自由に変えられるため、日中の明るい日差しを取り込めるのが特徴です。

室内ブラインドとの違いは、カットできる太陽の熱の量にあります。
外付けされているブラインドの方が、真夏の日差しの影響を受けにくく、快適な室内温度を保てます。

室外に取り付けるものといえば、シャッターを思い浮かべる方もいるでしょう。
シャッターには目隠し効果はあるものの、外からの日差しを完全に遮ってしまうため、閉塞感が生まれやすいデメリットがあります。

外付けブラインドなら閉塞感がなく、外からの視線を遮り、適度な日差しを取り入れられます。
植木やフェンスを立てるスペースがない場合でも、利用できるのが魅力です。
隣の家との距離が近い場合にも適しています。


外付けブラインドのメリット

外付けブラインドは、視線を遮る以外にも「断熱」と「遮熱効果」のメリットがあります。
外の冷たい空気が室内に伝わるのを防ぐとともに、室内の暖かい空気を逃がさない断熱効果を期待できます。
ブラインドの羽の角度を日差しに合わせて調節できるため、日中の暖かい太陽のエネルギーを室内に取り込めるのが魅力です。
真夏の暑い日差しをカットしたい場合も、羽部分の角度を変えて臨機応変に対応できます。断熱効果があるとエアコンの効きもよくなるため、嬉しい省エネ効果も期待できるでしょう。

外付けブラインドの羽の調節は、リモコンで簡単に操作が可能です。
ソファでくつろぎながら、心地のよい日差しの量を調節できます。暑い日も寒い日も外に出る必要がないのは嬉しいポイントです。

カーテンや室内ブラインドとの違いは、日差しを自由に取り込める点と、外付けされているため外気が窓に伝わりにくい点です。
室内にあるカーテンやブラインドの場合は、50%ほど太陽の熱をカットしますが、外付けブラインドなら80%ほどカットできます。
外の明るさを感じつつ、快適な室温を保てるのが外付けブラインドのメリットといえるでしょう。

また、ブラインドの羽の隙間から外の景色も見られるので、室内にいながら開放感を得られるメリットもあります。
リビングに大きな窓があるけれど、カーテンを開けられずに悩んでいる方は、ぜひ外付けブラインドを検討してみてください。
カーテンが不要になれば、室内のソファや家具を置く場所も自由に決められますよ。
隣の家との距離が近かったり、道路に面していても大きな窓を設置できたりするのは、外付けブラインドの大きな魅力です。
新築やリフォームの際の設計の幅も広がるでしょう。


参考記事:なぜ戸建ての二階は暑いのか?原因と対策方法をご紹介!

目隠し用途ならカーテンよりも外付けブラインドが最適

外からの視線を遮りたいときは、気軽に取り入れられるカーテンをリビングや部屋に取り付けてみましょう。
「天気がいい日はカーテンを開けたい」「閉塞感を無くしたい」といった場合は、家の外に植木を植えてみたり、簾やシェードを用いて気になる視線をカットしたりしてみてください。強い日差しだけをカットしたい方は、オーニングの利用もおすすめです。

プライベートな空間を優先したい場合は、壁を設置する方法もあります。

外からの視線も日差しも上手に遮断したい場合は、外付けブラインドを採用してみましょう。
室内にいながら、外の景色も感じられ開放感を得られます。
家の中での暮らしが今より快適になるはずです。

オスモ&エーデルでは、外付けブラインドについてご相談に応じられます。
ぜひ一度ご来店ください。

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