COLUMN

ドイツに関すること

春だ!ドイツだ!シュパーゲルだ!ドイツ人はどんな食事をしているの!


ドイツの食べ物といえばソーセージ?それともハム?もしくはチーズ?
一般的な認識だとドイツといえば頭に浮かぶのはそれぐらいでしょうか。

実は春になるとドイツ人がとても楽しみにしている旬の食べ物があるんです。
それは白アスパラガス。
「シュパーゲル」と呼ばれ、5月、6月の収穫シーズンになるとドイツはシュパーゲルで賑わいます。
街のレストランにはシュパーゲルの看板があげられ、マルシェもシュパーゲルだらけ。

ドイツ人が熱狂するシュパーゲルの収穫期限は法律で決められている?




こちらがシュパーゲル。
お皿にのっているじゃがいもとサイズを比べていただくとその大きさが分かります。
日本のアスパラガスとは随分と大きさが違いますよね。
これ、皆で分けて食べましょうねっていう大皿ではございません。
これで一人分の量なんです。
茹でたシュパーゲルにバター、レモン果汁、卵黄を使用したオランデーズソースをたっぷりとかけるのが最もポピュラーな食べ方。
柔らかな筍のような食感に長ネギのようなさっぱりとした風味。
日本の方でもドイツで食べたシュパーゲルの味が忘れられないという人も多いほどドイツを代表する食べ物なのです。


こちらはシュパーゲルのコンソメスープ。
シュパーゲルのクリームスープもあります。
スープもシュパーゲル、メインディッシュもシュパーゲルなんてどれほどシュパーゲルが好きなんだ!ってね。
この時期のドイツは食べれるうちにシュパーゲルを食べておかないともったいないといった雰囲気。
というのもシュパーゲルは出荷期限が法律で決められているとの事。
6月24日、聖ヨハネ誕生の日以降はシュパーゲルを出荷してはいけないらしいのです。
まさに期間限定の食材なんです。




こちらはドイツ南部、バーデン=ヴュルテンベルク州にあるシュヴェッツィンゲン宮殿前の銅像。
マルシェでシュパーゲルを売る風景を銅像にしてしまうほどドイツ人から愛されるシュパーゲル。




マルシェではキロ単位で販売されています。
朝積みのシュパーゲルは新鮮で抜群の美味しさです。

サクサク感がたまらないシュニィツェル


こちらはシュニィツェルと言われる食べ物。
単刀直入に言うと子牛のカツレツです。
サクッを揚げられたシュニィツェルにレモンを絞って食べる。
日本ならビールに唐揚げが定番ですが、ドイツではビールにシュニィツェルが定番。
シュパーゲルだけじゃお腹が満たされないのか、シュパーゲル&シュニィツェルのコンビネーションがテッパンのようです。

ビールのおつまみの定番はプレッツェル?ブレッツェル?どう呼ぶのが正しいの


正解はドイツ語で【Brezel】。
ブレッツェルではなくとプレッツェルと発音するのが正解だそう。
パンに岩塩がまぶしてあり、程よい塩加減がビールのおつまみとしてドイツではもっともポピュラーなもの。
手でちぎって食べてはビールを飲む。
酒の肴がパンだなんて・・・

これを1人でたいらげたら一人前!シュバイネハクセ


ローストしたブタの膝、もしくは肘の骨付き肉。
お肉ですがあっさりしていてビアホールの定番メニューです。
そのボリュームは一皿およそ拳2つ分ほど。
ディナーの後、ビアホールでかるーく一杯。
ちょっとおつまみでもと思ってハクセを注文すると食べきれませんのでご注意を。

食べ過ぎ、飲みすぎた後はドイツの蒸留酒シュナップスで胃腸を整える。


ドイツでお酒と言えば当然ビールですよね。
もちろんドイツのビールは美味しいのでついつい飲みすぎるのですが、ビールもそろそろ飽きてきた、またはお口直しにって時に飲まれるのがドイツの蒸留酒シュナップスです。
アルコール度数40度以上のお酒で飲めばスカッと胃腸をリセット。
再び胃腸のエンジンがかかるという不思議なお酒。
様々な穀物や果物の原材料で造られるシュナップス。


定番人気は洋梨のシュナップスですが、私がオススメするのはヘーゼルナッツのシュナップス。
香ばしく芳醇な香りがいつまでも残りつつも、さわやかな口当たりで食後の一杯に最適です。
このボトルで50ユーロほど。

ラウダ=ケーニヒスホーフェンのホテル「エーデルフィンガーホフ」はシュナップスの種類が豊富


タウバーフランケン地方のワインの村ラウダ=ケーニヒスホーフェン。
ロマチック街道沿いにあり保養所としても人気のホテル「エーデルフィンガーホフ」。


このホテルでは他では味わえないシュナップスが数多く取り揃えられている。
前述したヘーゼルナッツの香り高いシュナップスも、ここエーデルフィンガーホフのもの。
昨年訪れた際、ヘーゼルナッツのシュナップスばかりを注文したためか、ホテルスタッフの記憶にも残っていた模様。
あなたはヘーゼルナッツばかりを注文していた人ですね、だって。
で、今年のオススメはというとジンジャーのシュナップス。
一口飲むと鼻から抜ける爽快なジンジャーの香り。
目が覚めるほどクールな喉越し。
これは飲みすぎた後の一杯に最適だ。

天気が良い日はレストランでも外で食事をするのが好きなドイツ人


気温25度、晴れた天気で歩いていると少々汗をかくような陽気。
日照りがきつい日中、私たち日本人なら食事をするなら涼しいレストランの店内でゆっくりと考えるでしょうが、ドイツ人は違います。
飲食店の席が埋まっていくのはかならず屋外のテーブルから。
極端に言うと店内のテーブルはガラガラだけと屋外のテーブルは満席という状態。






見て下さいこの賑わい。
オープンカフェが満席の状態です。


写真はアウトバーンのサービスエリアにて。
観光バスも屋外で朝食の準備。

まとめ

ドイツではメニューを注文してからテーブルに料理が運ばれるまでかなりの時間がかかります。
感覚としては日本のレストランの倍以上の時間がかかっている気が。
ゆったりと食事をする習慣なのでしょうかね。
さて、今回ご紹介したドイツの定番料理はほんの一部。
どの料理もボリュームがあり美味しいので食べ過ぎに注意です。
ドイツに行った際にはぜひ試してみて下さい。

コラム一覧に戻る

最新コラム記事

なぜ、ドイツはソーセージ、ハムなどの食文化が発展したのか

なぜ、ドイツはソーセージ、ハムなどの食文化が発展したのか

原田真宏さんと麻魚さんが主宰するMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが設計し、昨年の9月にオープンした「知立の寺子屋 teracoya THANK」を訪問しました。

原田真宏さんと麻魚さんが主宰するMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが設計し、昨年の9月にオープンした「知立の寺子屋 teracoya THANK」を訪問しました。

ヨーロッパの高断熱樹脂サッシ・ドアメーカーのフィンストラル社、本社へ研修に行ってきました!【番外編】

ヨーロッパの高断熱樹脂サッシ・ドアメーカーのフィンストラル社、本社へ研修に行ってきました!【番外編】

ヨーロッパの高断熱樹脂サッシ・ドアメーカーのフィンストラル社、本社へ研修に行ってきました!

ヨーロッパの高断熱樹脂サッシ・ドアメーカーのフィンストラル社、本社へ研修に行ってきました!

「穏やかな気候の地域にこそ、パッシブハウスを」アーキテクト工房Pure 代表取締役 高岡文紀さんにお話をお伺いしました。

「穏やかな気候の地域にこそ、パッシブハウスを」アーキテクト工房Pure 代表取締役 高岡文紀さんにお話をお伺いしました。

ドイツ、ミュンヘンにあるBMWミュージアムは見応えある展示内容だった。ドイツ、ミュンヘンにあるBMWミュージアムは見応えある展示内容だった。

ドイツ、ミュンヘンにあるBMWミュージアムは見応えある展示内容だった。ドイツ、ミュンヘンにあるBMWミュージアムは見応えある展示内容だった。